【ウィルヘルミナ・ハーカー】（吸血鬼ドラキュラ） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　怪奇物の大家ブラム・ストーカーの代表作「吸血鬼ドラキュア」に登場する女性。本作の主人公ジョナサン・ハーカーの婚約者でジョナサン達と共にドラキュラ伯爵と戦うヒロインである。「ミナ」とは彼女の愛称。作中で伯爵に襲われたルーシー・ウェステンラの親友であり、トランシルヴァニアへ伯爵との商談に向かったジョナサンが凶悪な正体を現した伯爵に襲われたのを知るや彼を救うべく即座に単身トランシルヴァニアに乗り込み、勢いで彼と結婚を決めるという当時としては非常に先天的な性格の女性。どう見ても某「奇妙な冒険」のエレナさんです、本当に（ry。その後襲われた親友を救うべく医師ヴァン・ヘルシング率いる対伯爵のヴァンパイアハンターチームに加わり、戦いの最中に伯爵の吸血を受ける危機に見舞われながらも何とか勝利。伯爵の絶命後は吸血鬼化の呪縛から解放され、その後ジョナサンと結婚する。「HELLSING」では「少佐」率いる「ミレニアム」こと「最後の大隊」によって彼女の遺骸が暴かれ、彼らの目的である「伯爵」打倒の為の貴重なサンプルとして徹底的に研究され尽くされる。しかし最後は彼らの旗艦の爆発と共に炎の中に消えていった。