疫病、戦争、災害、犯罪、世界が混沌に包まれた時、一筋の光が降り立った！ そこに見えるはちっこいシルエット！あれはクワガタか？ いいや、あれこそ ラプラス・ディア・ハイエスト・デスサーティン・ダイナ・アートオブ・インパクト・サイン・皇・ロード・オブ・The・ダークネス！ 俺達のラプ様が帰ってきたぞっ！！！！！ 「貴様ら！刮目せよ！」

「休日の昼下がり、お茶やお菓子をたしなみながら読書をするのもオツなものである。柔らかな日差しに包まれながらページをめくるのはこの上ない贅沢な時間と言えよう」 「わかったからベッドに食べカスをこぼさないように」

足の練習中なので実家でくつろぐラプ様のお御足である。 刮目せよ！

せっかく夏になったのに、部屋の中でじっと作業をしてばっかりなのも不健康だなと思い、総帥を海に連れて行くことにした。だけど、総帥はあれこれ理由をつけて出かけようとしない。ええい、面倒だ！半ば拉致するように総帥を無理やりレンタカーに放りこんだ。 車を走らせて、海が見えてくると総帥はとたんに窓の外をひっきりなしに眺めるようになった。その目は明らかに輝いている。 海につくとあっという間に水着に着替えた総帥が走りながら振り返る。「幹部ー！遅いぞー！海だ！早く！」