本作は鎌倉時代に起こった霜月騒動、平禅門の乱を描く歴史漫画である。 鎌倉幕府滅亡より５０年前、時は１２８４年。 蒙古襲来後の鎌倉。北条時宗・逝去後の鎌倉は悲しみに包まれていた。 偉大なる父・時宗の跡を継いだのは彼の一人息子・北条貞時。当時彼はまだ１３歳であった。幼少の彼を支える後見人として、３人の義父・平頼綱、安達泰盛、源惟康が名乗り出る。協力し合って鎌倉幕府を運営していくことが望まれたのだが、早速鎌倉は各陣営が実権を握り合う修羅場と化していく。 義父たちの狭間に苦しみながら貞時は得宗として、鎌倉の執権として成長していく……　数々の讒言と、謀略が蠢く鎌倉はやがて泥沼の権力闘争へと突入していく……緊張高まる鎌倉に訪れる政治的厄災「霜月騒動」。　鎌倉末期最大の大虐殺事件と言われたこの騒動で一体何が起こったのか？

本作品は1369年の室町時代・南北朝動乱最中の関西で起こった 南禅寺楼門破却事件をコミカライズしたものです。 事実を基にしておりますが、劇中の脇役や会話などは架空のものもございます。　血みどろ・グロ注意