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休暇をオルティスの別荘(のひとつ)で過ごしている雅雪さん一家。どうにか素面に戻った主に瞬間移動で送ってもらい、到着した先の自然豊かな別荘ならぬ豪邸では彼らが過ごしやすいように部屋が整えられ、近所に棲むクリーチャーたちによる心づくしの歓迎が待っていました。 「お口にあうか判りませんが、どうぞ召し上がれなのよー。お坊ちゃまが癖の強い味付けが苦手とお聞きしたので、なるべく素材の風味を生かしたお料理にしたのよー」 「うん、大丈夫。これなら食えるよ」 「料理はもちろん酒も絶品。美食と名高いクリーチャー村と聞いていたが、噂どおりだ」 「名産品がお惣菜で、たくさんチェーン店を出してるんだったっけ、お兄ちゃん」 「エルフの里門前の商店街にも評判の店舗があるな、鈴音。ここに逗留するからにはのんびりしつつ勉強させてもらおうと思ってる。明日にでも村長に挨拶したいのだが、取り次いでもらえないだろうか」 「奇遇でございますな。不肖、私めが村長を務めさせていただいております、雅雪様」 「へええ、うさぎなのかあ、ここの村長」 「らぱん族のロキシャと申します。私とここにいる者を含めて10匹の使役がお屋敷や菜園、庭園の手入れなどでオルティス様に従事しております」 「まあ、村長さん自ら給仕して下さるなんて」 「どうぞ我々の調理場を心ゆくまでご見学下さい。そして、我が村とこのお屋敷でしか味わえない新鮮な野菜や果実をご賞味下さいませ」 「ここの菜園で採れた野菜は門外不出なのよー。もちろんお惣菜に加工して外で売ってるけど、それは必ず火を通したものに限られるのよー」 「ほう、外の見事な菜園の収穫物が原材料なのか」 「さようでございます。既定数の備蓄以外は我々が好きに消費してかまわないと主が仰せですので、商売に役立たせていただいております」 「ねえねえ兄ちゃん、ちょっと下ったところにきれいな川があったね」 「そうだな、明日は渓流釣りでもするか。ついでに村も見せてもらおう」 「さあ皆さま、どんどんお料理が出てくるのよー、暖炉にかけたシチューがいい具合に煮えてきているのよー」

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