コンティニューできない東方人形劇（mylist/25990034）より。えーしー可愛いよ、えーしー。山彦なのに噛みつくばかりを行うのは、この無邪気そうな外見とは反面して、実は引っ込み思案な性格をしているんです。普段は悪戯大好きなんだけど、それは照れ隠しが発展してしまったものであり、真正面から顔を見合わせると、つい照れてしまって顔を真っ赤にして俯いてしまうんです。「大丈夫、熱でもあるのかな？」そう言って、おでこに手を載せようとすると、あまりの恥ずかしさから、つい噛みついちゃって、謝ろうとするんだけど狼狽えてしまっていて言葉が出ずに、いつも悪戯が成功した時に使っている言い慣れた言葉を使って逃げ出してしまうんです。その後、布団の中にくるまって引きこもるんですよ。あーもう、なんてことをしてしまったんだ！ってね。その様子を見かねた、ちんてぃんが慰めるべく一緒に布団の中に入って、後ろから抱きしめて……えーしー「何をしているんですかー！？」ちんてぃん「親鳥が卵を温める時はこうするの。そうしたら、きっと子どもの時の記憶が安心感を与えてくれるかなって思って……」えーしー「それって添い寝じゃないですよー！　上に乗るんじゃないもんじゃないですかー！？」ちんてぃん「踏まれたいってこと！？」えーしー「違うし、そもそも私、鳥類じゃない！　外見的にはほ乳類！」ちんてぃん「カケラはみんな、卵から生まれるのよ！」えーしー「はッ！」　こうして、えーしーは、また一つ大人の階段を登りました。そだてや「すこし きにしている」。今では、ちんてぃんの協力もあって自信を付けたのか照れ屋な性格も克服し、特殊技もジャンジャン使っているようです。ちんてぃん「一皮むけたわね」（※実在する団体や人物とは、たぶん関係がありません）

今日も暇ができた。 　ランダムワープしてみよう。 　そんな軽い気持ちでワープした先は真っ暗いところだった。どこへワープしたんだろう。 　かすかに何かが動く音は聞こえる。 　俺は魔法を使って俺のあたりを明るくした。 　すると光に反応して虫のような物が逃げていく、まさか、恐怖公の近くに来たわけじゃあないよな。 　俺は辺りを見回すと、俺に近づくものがいた。 「誰かいるの？」 　その姿は俺に近づくにつれゆっくりと現れた。裸の長い耳をもつ女だった。その顔に俺は覚えが合ったが、ちょっと思い出せない。 「助けて、ここから出して」 　その女の必死な叫びが俺に向けられる。俺が放つ光が女の顔を照らすと、俺の顔も女には見ることができた。 「い、いやああああああああああああ」 　いきなり叫びだし、来た方向に逆戻りする女。そりゃあ助けを求めた相手が骸骨だったら驚くなあ。と、女は急に地べたにはいつくばった。 「な、何で？　胸が、腹がああああ」 　この位置ではわかるのはむき出しになった尻だけだが、あれ？　なんか尻がゆっくりと大きくなっている？　何者なんだこの女は？ 　俺は光を大きくしようとした時だった。 「アインズ様」 　俺はあまり聞きたくない声が聞こえた事に不安が生じた。 　ゆっくりと振り返るとそこには恐怖公が愛馬？の強大レベル70のゴキブリ型ゴーレム「シルバーゴーレム・コックローチ」に乗っていた。 「恐怖公……。ここはお前の管轄区域だったか」 「いえ、ここは餓食狐蟲王の住処であります」 　……え？　マジで？　うわあああ。このまま明るくしてたらみたくない物を見る羽目になった。 「そ、そうか。大穴かここは」 「はい。餓食狐蟲王からアインズ様がここに現れたと聞き、同じ仲間のよしみではせ参じたであります」 「ということは、さっきから悲鳴を上げている女はあの盗賊どものエルフか」 「はい。餓食狐蟲王の話ですと、間違いないといっております」 　餓食狐蟲王とは、話したことないからなあ。メッセージが通じるかわからないし。 　しかし、あのエルフだったのか。俺はエルフ女に眼を戻すと自分の目を疑った。 　エルフ女は体を起こした状態で、胸と腹と尻が異常な状態で大きくなっていた。 「いやあああ、いやあああああああ」