ヒゲ「な、なんとも胃に悪いアルバイトだった……艦砲射撃の中を匍匐前進する方がずっと気楽だぞ」 陸兵A「アンタだけです」 陸兵B「んだんだ」 ヒゲ「で、一番危ない役回りだったアンタが、どうしてそんなにピンシャンしとるんだ?」 青年「いや、俺普段からこんな事ばかりしてるからさ……今回はあんたらがいてくれたおかげで楽なもんだったよ」 ヒゲ「仕事に満足してもらえて助かるよ」 如月「お、お願いです……もう、降ろして……これ以上、変なところ触らないで……」 青年「満足に歩けもしないくせに。それに嫌だったら振り払えばいいでしょが」 如月「だって……変なとこ、触るから、力……はいらない……っ」 青年「ま、もう少し楽しませてくださいな、責任はちゃんと取らせて頂きますからさ（さわさわ）」 如月「ああああっ、ダメっ変な声、出ちゃうっ」 陸兵たち(￣▽￣)(￣▽￣) 小場「先輩！ご無事で何よりです!!」 青年「よぉ、小場!!ご覧の通り、きっちり救出してきたぞ!」 如月（ぐったり） 小場「……ありがとうございます。ついては憲兵隊呼んでくるんでそこに正座して直りやがってください」 青年「何言ってんのさ、艦娘との交流の基本はスキンシップと教えたろ?」 小場「度が過ぎるのも問題です」 如月「……知人なのかしら……?」 ター……ﾝ 青年「小場!!」 如月「小場さん!??」 ヒゲ「何いっ……司令部の屋上に狙撃部隊?!しかもあれは……華中軍じゃねぇか!??」 陸兵C「なんてこった、装備も火力も段違いだぞ!?」 陸兵D「じゃ、このあたり一帯は既に?!?」 右田「困るんだよねぇ、勝手に動いて勝手な事されちゃ。こっちの計画が丸つぶれじゃないか」 如月「右田……司令……?」 ヒゲ「てめぇ……どういうつもりだ!!!」 右田「見ての通り。いわゆる「とらばーゆ」、という奴だね」 青年「なるほどな……合点がいったよ。今回の黒幕は、お前さんだったわけだ」 Before　im6293049 Next　　im6315306