【現在の世界情勢】 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　五百年前は60億以上あった世界の人口はこの五百年の間に起きた様々な「戦争」や「疫病」、「自然災害」、更には「結婚願望減少」や「同性愛」、「ネグレクト」といった社会問題も相まって徐々に減少傾向へと向かっていった。旧来から人口爆発のあったアフリカ大陸は二十世紀中期から延々と続く紛争や疫病、飢饉、犯罪によって大幅に人口を減らし、現在はエジプトやモロッコなど北アフリカのごく一部の地を除いて辛うじて情勢を保っている以外はそこから南方に関しては古来言われた「暗黒大陸」さながらに情勢がほぼ不明となっている。欧州は21世紀初頭の英国のEU離脱を契機に徐々に諸外国も離脱が相次ぎ、現在はかつてのECに近い状態にまで縮小している。しかし内部でも古来から因縁の多いドイツとフランスの確執もあり一枚岩とは言い難い。この状態を辛うじて保っていたのが現在中央アジア唯一の加盟国である「ブルースカイ王国」だったのだが先の「ポリ組の乱」によりその影響力が落ちてしまい、不穏な情勢が続いている。中東は21世紀初頭に長年確執の続いていたイスラエルとUAEなどの中東諸国との和解により一定期間の安定が続いていたが、イスラエルと対立を深めるパレスチナ自治政府を束ねる「ハマス」との衝突やトルコ、イラン、イラク等の国々でのイスラム原理主義勢力の台頭により再び情勢が不穏化。イスラム教内部のシーア派とスンニ派の対立も相まって反イスラエルと並行しイスラム教国同士の対立も激化。この方面にも当然ブルースカイの影響力があったのだが、ここも「ポリ組の乱」による影響力低下がマイナスに働いてしまっている。大国の米国、ロシア、インド、中国は国土の広さと多民族、多宗教国家である事で最も負のスパイラルに陥っている国々である。特にロシアはウラル山脈を挟んで二分化、中国は華北、華南を中心に五胡十六国時代を彷彿とさせる分裂状態にあり中国はさながら戦国時代の様な群雄割拠の情勢下にある。因みに現在の国連加盟権は1971年の「アルバニア決議」が破棄され「台湾」が正当な「中国」として再び国連に「再加盟」している。現状（良くも悪くも）ほぼ情勢が変わらないのはオセアニアと中南米位である。

【ホワイトハウス（White House）】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アメリカ合衆国東部にある同国の首都「ワシントンD.C」（コロンビア特別区）のペンシルベニア通り1600番地に存在する建物。所謂「大統領官邸」でああり米国の中枢である。創建は1792年10月13日。その名の通り白亜の建物で中心の「エグゼクティブ・レジテンス」には大統領とその家族が住む居住スペースがあり、海外からの要人との会談や調印式、記者会見などの公的な行事を行う。他に西側の大統領や政府要人の執務室や米軍や関係機関と情報連携しているシチュエーションルームがある「ウエストウイング」や大統領夫人（ファーストレディ）等の社会事業を行うスタッフの事務所や地下にバンカー（核シェルター）を備えた「イーストウイング」、副大統領や国家安全保障会議、行政管理予算局のオフィスが入っている別館の「アイゼンハワー行政ビル」によって構成されている。「ローズ・ガーデン」「ジャクリーン・ケネディ・ガーデン」「ノース・ローン」「サウス・ローン」と名付けられた官邸の庭園には四季折々の花が飾られており、屋外での重要法案の発表や調印式といった公的行事にも使われている。1814年には「米英戦争」において英軍による焼き討ちで焼失したが1817年に再建。この時に白い塗装を施した事から「White House」と呼ばれる事になった。二十世紀初頭の1902年に26代大統領のセオドア・ルーズベルトによる全面改装で今の外観となり、その従弟にあたる33代大統領フランクリン・ルーズベルトの際に地下防空壕が備えられ（9・11の際にも活用）、その次代である34代大統領ハリー・トルーマンの代に行われた大規模な改修の際に静画にあるバルコニー（トルーマン・バルコニー）が新設され現在に至る。次の静画で紹介する所と比べると美しくはあるが一見脆弱な平城の様相ではあるがその防備は鉄壁であり、官邸やその周囲には常時シークレットサービスや合衆国議会警察、首都警察のS.W.A.T.による警戒が行われており、侵入者への狙撃銃での制圧や対地攻撃に対するスティンガーミサイルでの対空防御、多重に張り巡らされたレーダーによる警戒が行われており正に自由主義陣営超大国の王の城に相応しい要塞と化している。

その「姿」を一目見たゆっきーは思わずハッとして叫んだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そう、彼女は一度だけ見た事があった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　嘗て騎龍の傍らに寄り添う様に立つあの「存在」を。

だがニコライはそんな事は最早「どうでも良かった」。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それ」よりももっと恐ろしい「事態」、いや「結末」に思い至り慄然とした。

うちのオリキャラ名前を変更ユカナからユズミに変えました。

ゆっきーという女はどこまでも奔放であり、どこまでも自由であった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それは「大ショッカー」の大総帥であった時も、「財団XXX」のCEOであった時も。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして「ナイトメア」の社員である今も。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しかし「当時」とは違い敢えて「そう」である事を択ばずにいる「自分」もまた居るという事をゆっきーは知ってしまった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして「それ」が「当時」では感じる事の出来なかった「充足感」と言うか「心地良い」と今の自分が得ているという事も。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな「今」を与えてくれた「存在」がこれから自身の存在そのものを捨てようとしている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だが「それ」は間違い無く彼女自身の「意思」。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そしてそんな彼女の「遺志」を甘んじて受け入れるのは何よりも彼女に臣従していたゆっきー自身の「意思」なのだ。

大麻が禁止されている表向きの理由は健康によくないということです。しかし大麻はタバコやお酒より有害ではありません。 多くのビジネスがたちゆかなくなる政治的な理由があるから禁止されています。

「それ」の明らかに「想定外」の「異変」に。

だがしかし「それ」はあくまでゆっきーが言う様に自分が知る「この世界線」に於いての話。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゆっきーが逆神と「出会う」に至るまで逆神は幾百、いや幾千もの数の「タイムベント」を繰り返してきた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だからそれよりもずっと前、逆神が覇業を始めた当初という「ゆっきーの存在していない世界線」に彼女が「組織」そのものか或いは元「組織」の構成員で彼女の配下となった者からの技術提供を受けたのでは無いかとゆっきーは考察した。

噂には聞いてはいた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　事実自身も探し、また探させてもいた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だが「それ」は遂に見つけ出す事は出来なかった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だが「それ」は紛れも無く「存在」していた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それも彼女ですら予想外の「存在」の掌中に。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今彼女の胸中は「何故此処に、少女の手にあるのか」という「驚愕」と一抹の「嫉妬」と同時に「是非手に取りたい、調べたい」という科学者としての「羨望」と「興味」が綯交ぜになっているという聊か複雑な心境に陥っていた。

しかし「彼女」であるならば何の躊躇も無く「それ」が行えるであろうとあかねは思った。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長らく世界の闇に君臨し、ライダー達と幾度も壮絶な死闘を繰り広げても尚、滅びず未だ存在し続けているあの恐るべき「二大組織」。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それらを若干十数歳の頃から従えていた「彼女」であるならばと。

ゆっきーは「これ」こそ佐久良が作ってくれた「好機」であり、「対話」の通せなかった「奴」を斃す唯一の「勝機」であると言う。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なればこそこの「機会」を断じて逃す訳にはいかないと。

ナシマホウ界――――即ち「此方の世界」に来て以降キリコは逆神を始めそれこそ多くの「ヤバい者達」を見てきた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だがミユキの「それ」はそれらの者達とも違う、いやもっと言えばそれらの者達以上の極めて危険な「ヤバさ」を秘めていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「過去」に於いても今話した様な「事態」が起き、そして「今」も「現状の様な事態」に陥っているのだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やがて将来的にはそれこそ自分が公言してた様な「科学と魔導を融合させた大いなる力」を手にする事が出来るかもしれない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今でこそ手も足も出ない状況のゆっきーやこの場に居ないまめぐがやがて本当にどうする事も出来ない程の存在になってしまうかもしれない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その事を苦言であると知りつつキリコは暗にそうゆっきーに示唆した。

彼女は自ら課した「戒め」を自らの「意思」で今破った。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　相手が例え自らの属する「組織」の「部下」であれ「主」であれ一律隔てなく「この場」に於いては「生徒」として扱い接しようとするその「戒め」を。

現場海域をモニターしていたゆっきーは突如外洋から浦賀水道を抜けて入って来た「国籍不明の飛翔体」に驚いて声を上げた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その「謎の反応」は向こうの「状況」を知らずか、或いは知ってか真っ直ぐ佐久良のF-35が居る方への高速で向かっていた。

こあの言う様に彼女達は実に「運が良かった」。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　奇しくもこの場に自分がこれから投入しようとする「モノ」の「主動力」にこの世界の誰よりも深く精通した「彼女」という存在がいるのだから。

さあ皆様！　続いて登場しますはMH組の「技の２号」「ホワイト家族長女」、又は「歴代プリキュアで絶対に怒らせてはいけない人」こと「キュアホワイト」こと「雪城ほのか」がカードマスターであるこのカード！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▽　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▽　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中のヒトこと「ゆかなさん（旧名野上ゆかな）」の代表作の一つである「コードギアス・反逆のルルーシュ」のタイトルにもなってる特殊能力「ギアス」を用いたカードとなってます。なぎさの「ヴェーダ」同様装備カードですが、こちらは任意で選択した三種類の「ギアス」の内から一つを選択する様になってます。この「ギアス」とはあの「Fateシリーズ」に登場する青タイツの英霊（ランサー）クー・フーリンも課せられた「誓い」（ゲッシュ）と同種の性質を持つらしく、「魔女（ギアスのコードを有する不死者）」に与えられる「呪い」です。与えられた者は「ギアスユーザー」となり様々な「能力」が発現します。主人公ルルーシュの相手を意のままに操る「絶対順守」、ココのどんな人間の心も読める「読心」、そしてかつてふつーの女の子だった（笑）ほのかことC.Cのどんな人間からも愛される「愛顧」など。一見、確かに凄い力ばかりなのですがどれも問題が無い訳も無く、更にC.Cはその能力を与えてくれたシスター（先代の魔女）に騙され強制的にコードを移植され、今度は自身が「不死の魔女」になってしまうのです。そんな彼女がどんな運命を辿ったか。そしてその彼女から「呪い」を与えられた少年がどんな運命に至ったか―――。詳しくは本作一期と二期を見よう！（またかｗ）　因みに作品にはスイートの二人もドリームの岡田も魔法組のサスケェ！も出てるぞっ！（おいｗ）

いよいよ局面の時が間近に迫る中、ゆっきーはキリコに――――

そして逆神は「後事」を腹心の一人たる彼女に委ねる事を告げる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　元「ラスボス」であり超越した才覚を持つ彼女であるならば少女と会社の事を任せるのに十分であると思えばこその考えであった。