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「それ」はゆっきーやまめぐ達には決して芽吹く事の無かったもの。 そして逆神や姉達には決定的に足りなかったもの。 目の前のこの少女は自分よりも、他の誰よりも強く、明確に「それ」を抱いている。 ゆっきーはそう「確信」していた。
そう「断言」はしたもののゆっきーにはまだ自分の中で「埋まらない空白」が存在していた。 もし今まで自分が言った事が正しいのなら現在進行形でミユキが逆神や首脳達に「要求」している事。 「それ」を何故「ここまで」進めておきながら更に「強要」しようとしているのかが。
「ここまで」のミユキの見るにゆっきーが理解出来たのは、彼女が決して「博打をしない性格」だという事。 「ポリ組の乱」後にブルースカイに移動してからここまでたった半年ではあるにも関わらずこの短期間で今の地位を手に入れた訳だが、その過程のどれもが恐らくは相当に巧妙且つ確実な「一手」を打って、打って、打ち続けて、遂にこの「天元」の場まで至らしめたのであろう。 そんな彼女が本当に「これだけ」で己の求めてる「絶対的な支配」を確立したと思うかと言えば決して「そう」とは考えていないのでは無いか? そもそも逆神にしろ彼等にしろ「今の」ミユキと違って「ただのニンゲン」である。 元々姉のナツミ共々に体の半分に「エルフ」の血が流れている彼女とは流れていく「時間」が異なっているのだ。 如何に今彼女達に「支配」を施そうと彼女達もやがては力を失い、権力から離れ、そして・・・寿命も尽きる。 そう、少女よりもずっと早くに。 そんな明日も知れぬ「泡沫の存在」を「支配」しても彼女の「最終的な目的」は達せられないのではないのか。 ゆっきーはそう考えた。
どれだけ厳重にセキュリティを施しても、それでも尚足りないという心配は尽きない。 何せ「ブルースカイ」には「愛乃まめぐ」が、そしてこの日本には他ならぬ「彼女」がいるのだから。
その「人物」こそつい今しがた話題に上った件の「存在」。 逆神の「右腕」ならぬ超々々有能な「右脳」にしてある意味逆神以上に理念がブチ壊れている美しく、そして恐るべき”元”「ラスボス」であった「狂科学者(マッドサイエンティスト)」の「彼女」である。
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