「世界一美しいサル」として知られており、熱帯雨林やモンスーン林に10頭ほどの群れを作って暮らす。アビシニアコロブスやテングザルと並びリーフイーターモンキーの１種であり、名前の通り葉っぱを専門に食べる。ベトナム戦争の際に米軍が散布した枯葉剤により生息地の大半を失い、絶滅の危機に瀕している。「あたくしはアカアシドゥクラングール。見てくだされ、この赤い足を。この足から、名前が付いたんでございますわ。たかが葉っぱ、されど葉っぱ。いろんな味があり、よりどり好みでございます。さて、今日はどの葉っぱの気分でございましょうかねぇ?」

マングローブ林、湿地林、河畔林などに生息する。薄明薄暮時に小規模な群れ同士が集合し、約80頭の群れを形成することもある。驚くと樹上から水面へ飛び込み、川を泳ぐこともある。ニシキヘビと格闘した事例も確認されている。 アビシニアコロブス、アカアシドゥクラングール同様、リーフイーターの1種である。オスは大きな鼻でメスにアピールする。「ハーッ、ハーッ、プハーッ!超気持ちいーい!!あ、どうも、テングザルです。アビシニアちゃんとドゥクちゃんとリーフイーター同盟組んでるんですけど、実は私、トライアスロンを完走するという目標を持ってるんです。あたしはサルだけど泳げるし、走るのも得意。だし、頑張れば自転車も乗れるでしょ?だから、トライアスロン完走という目標に向かって、頑張ってます!」

複数の個体で形成される群れで樹上生活し、地面を移動することもある。木の葉を主食とするリーフイーターで、発達した胃内に存在するバクテリアにより採食した木の葉を発酵させ、消化する。また、一部の偶蹄類と同じく、複数に分かれた胃袋を持ち、疑似的な反芻を行う。子は生後3～4ヶ月までは白黒の独特のツートンカラーではなく、真っ白である。「やっほ～!アビシニアコロブスだよ～！アフリカ中央部のジャングルで、木から木へすばしっこく駆け回りながら生きてます～！ドゥクちゃん(アカアシドゥクラングール)とリーフイーター同盟組んでます～！今日はどの葉っぱを食べようかな～?さぁ、君も!レッツ!反芻!」