モータースポーツとか好きなので、スタート前の場面を考えて描いてみました。 場所的にはスペイン(カタルーニャ)辺りの暑い開催地をイメージしてます。

神に生み出され、見捨てられた忌神子の少女。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生きる意味を、存在する価値を失った彼女が行き着いた先は、生の価値が最も低い場所。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日どころか、今日の運命すら知れぬその場所で、彼女はまだ生きている。

【キャラの詳細】 キャラ名：イサドラ･アンドレウ/Isadora Andreu 所属キャラグループ：Extramasonry(エクストラメイソンリー) 詳細：陽気で豪快な性格で､よく体を動かすことを好むドラゴン娘。 しかし短気でお節介な言動も目立つ為､その場合は仲間から若干煙たがられることも多い。 主に体を張った格闘系の物理攻撃や炎を操る技が大の得意。 モチーフ：ギータ､マラク(※どちらもスペインのカタルーニャ地方の伝説とかで出てくるドラゴン)

何時以来だろうか、こうして誰かと食卓を囲むのは。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いや、そんなお上品なものでは無いが。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アスランやギルガメスでは確かにテーブルも椅子もあった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しかしこんな温かみのある木製などでは無く安普請の鉄パイプとスチールで組まれたモノ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこに並ぶ料理（そう呼ぶ事すら料理に対する冒涜ですらあるのだが）は最低限の栄養の摂取のみを目的としたクソ不味いレーション。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戦う事よりもこんな豚のエサ以下の汚物を喰わされる方が遥かに苦痛だった（まあ慣れてしまうものだが）。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だがこんなものはまだマシな方で他だと攻勢や爆撃で瓦礫になった廃墟や砂埃が舞う荒野、蟲が絶えず沸き飛び回るジャングルで乾パンやカロリーメイトを齧るのが常だ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　食事など単に腹を満たすだけの「義務」の様なものだった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　空腹では戦えない、だから仕方なく喰っている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まあ、そんな感じだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　………いや、一度だけそうじゃ無かった時があった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カタルーニャで出会ったあのアトラとか言ったか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アイツに食べさせられたパエリヤ（と言うには貧しいものだったが）………あれは、そう、そんなに悪くは無かった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　味もそうだったが、こう………何かいつもと違う何かが………あれ？