ゲノム編集技術 を含むイラストが 2 件見つかりました ( 1 - 2 件目を表示 ) タグで検索
im11076612の続きです。 二人はコンクリート打ちっぱなしの階段を下っていた。 クウェレ「さっきの何とかってやつさ」 ルベシア「クリスパーキャス9の事?」 クウェレ「うん、何であんなに驚いたんだよ?今までも遺伝子編集みたいのはあっただろ?」 ルベシア「確かにZFNやターレンと呼ばれる物があるわ。この二つは制限酵素を用いてDNAを切断するけど、特定の塩基配列の部分でしか切断できないの。でもクリスパーはキャス9を使う事によって自在に……」 クウェレ「あー、もっと簡単にお願い。何かに例えてよ」 ルベシア「えーと……以前のゲノム編集技術がガラス湿板写真だとすると、クリスパーはデジカメくらいの差はあるかしらね」 クウェレ「ビミョーな分かりやすさだな」 ルベシア「以前のゲノム編集はどうしても偶然に頼らないとダメだったのよ。でも、クリスパーはほぼ狙い通りに編集できる凄い技術なのよ」 クウェレ「ふ~ん。ところでさ、編集をするって事は、当然生きてないとダメだよな」 ルベシア「もちろんよ。なんでそんな事を……あっ!」 クウェレ「アタシらは、きっと出口から入ってきたんだよ」 二人は不気味な扉を潜った。そこには…… クウェレ「な、なんだこりゃ!?」 ルベシア「培養カプセル?何でこんな物が……っ!!!」 突如あらわれた多数のカプセル。ほとんどが空だったが一つだけ中身がある物があった。 クウェレ「おい、見るな!」 ルベシア「そ、そんな!まさか!イヤァァァ!」 そこには、ルベシアが探していた少女の変わり果てた姿があった。 一気に物語を展開させてみました。いかがだったでしょうか。楽しんでいただければ幸いです。 X55さんはもっと別の形で出場してもらいたかったですが、今回はこんな感じです。またの機会に。 お借りした物 X55 Quappa-El様 コンクリ地下室_拡張Ver1.3 DiSK様 その他お借りした物はコンテンツツリーへ