山奥にある洋館が怪しいと情報を掴んだ二人は、さっそく潜入捜査を試みた。 洋館から離れた位置に車を止めた二人は、山道を進んでいる。 クウェレ「お、見えてきた」 ルベシア「ハァ、ハァ、ハァ……」 クウェレ「ほら、でっけぇお屋敷。アレだろ？」 ルベシア「お屋敷前まで普通に道があるじゃない。なんで車で行かないの？」 クウェレ「何があるか分からないって言ってたのはアンタじゃん。外に車を置いといて、細工でもされちゃイヤだしね。そのつもりなんでしょ？」 ルベシア「それはそうだけど……」 大きな扉を前にして、ルベシアは考え込んでいた。当然の事ながら、扉には鍵が掛けられている。どうしたものかと思案していると…… クウェレ「んじゃ、サクサクっと開けちゃいましょうかね～♪」 ルベシア「……何を手にしているのかしら？」 クウェレ「メイドのたしなみその1。ピッキングツール！」 ルベシア「何でそんなの持ってるのよ！」 クウェレ「お嬢様の下着を全部攻めた物に変えたら鍵かけられたから」 ルベシア「……メルラがなんで貴女を私に預けたか良く分かったわ」 凸凹コンビの活躍はいよいよ佳境に入ります。そんな妄想です。 ところで、クウェレさんの言う攻めた下着って、どんなんでしょうね？

立てた　エロじゃないよ

　隠された通路を進むルベシアとクウェレ。 ルベシア「何でお屋敷の地下にこんな設備があるのかしら？」 クウェレ「金持ちの道楽って感じじゃないよね」 　個人の所有施設にしては大きすぎる規模に、不穏な物を感じるクウェレ。 　しばらく進むと、壁や廊下の質感が変わった事に気づく。 クウェレ（病院みたいな廊下だな……なんで洋館の地下に？） 　隣を歩くルベシアに目を向けると、彼女も同じ事を思ったのか不安げな表情を浮かべる。 　それでも先に進む二人の前に扉が現れた。 　ルベシアが扉を押し開けて中に入る。そこで目にした物は…… ルベシア「こ……これは！！」 クウェレ「まさか……モルグ！？」 　少女たちを待ち受けていたのは、壁いっぱいに配置された死体保管用冷蔵庫と検死室だった。 im10889641の続きです えー、夜中にモルグと言う単語を調べるもんじゃないです。メッサ怖い。 今回は一気に状況を展開させてみました。二人の運命はいかに？