DP6話のラストより。勝って喜ぶヒコザルに「調子に乗るな！」と叱り、モンスターボールに戻すシンジ。しかもヒコザルを「使えない」と見下していた事も判明。その発言にサトシ一行は激怒し、ヒカリは「サトシ、アイツには負けないで！」、タケシも「俺も同感だ」と口にする。後者は価値観の違いで怒る事は基本的に無く、「アイツにはアイツなりの考えがある」とサトシを説得するのがほとんどだったが、今回の問題発言には我慢ならなかった様子。

「氷タイプのジムに草タイプを使うとは…。お決まりの信じる力か…」By.シンジキッサキジムに挑戦するサトシに嫌味を言うシンジ。当然彼は激怒。彼の問題発言にノゾミも激怒し、「あんた何様のつもり!?」と…。「ノゾミ！やめなよ！」「でもあんな言い方ないんじゃない？」シンジの問題発言はサトシ一行だけではなく、ノゾミやジュンにも不快がられる原因に繋がった。彼こそ、DPにおけるダークヒーローと言ってもおかしくはないかもしれない。

「使えない奴は、いくら頑張っても使えないんだよ！」DPから登場したサトシのライバルで、同作品のダークヒーロー。某新世紀の主人公ではない。トバリシティ出身。ポケモンに対して冷たい態度が多く、自分が望まないレベルであれば平気で逃がす事もあった(これはあのロケット団もやらない。特にヒコザルに対しては潜在能力を引き出す目的で他のポケモンに攻撃させ、一切休養をせずに特訓を繰り返した。更にジョーイに「ヒコザルに必要なのは、十分な休養」だと注意されても聞かず、ヒコザルを逃がしてしまったため、サトシ達の怒りを買われている)。強さに執着する性格で、バトルに対する価値観の相違からサトシと衝突していたが、ジンダイに敗北した事をきっかけに人間的に成長する。口癖は「使えないな」「ぬるいな」だが、ジンダイに敗北してからは一切言わなくなる。上述の態度が災いすることが多いため、サトシを怒らせるのはもちろん(im6336649参照)、ヒカリやタケシがキレるほどでもあり（im6336650とim6704386参照）、ノゾミやジュンにも不快がられる(im6709278参照)。サトシの事が気に入らないのは、兄レイジがジンダイに敗北した事でポケモントレーナーを辞めてしまったため。その為、レイジとやり方が似ていたサトシの事を好いていなかったのもそれが理由だった。この事は、以前シンジを嫌っていたヒカリのみ明かしている。家族が強敵に負け、一からやり直すと後ろ向きに考えた事に腹を立て、以後強さにこだわり、主人公と衝突を繰り返していたが、ストーリーが進むにつれ人間的に成長し、考えを改めるなど「金・銀・クリスタル」及び「ハートゴールド、ソウルシルバー」のライバルと共通点が多い。