「全部、お前達のせいだな！」魔王の影に憑依され、暗黒面に堕ちた桃太郎。

「許さない！私がこんな巨人になったのも…」魔王の影に憑依され、暗黒面に堕ちたシンデレラ。更に巨大化し、偽者の主役（みゆき一行）に襲いかかる。

「笑顔を包む、愛の光！ ウルトラキュアハッピー！」ミラクルつばさライトの声援でパワーアップしたキュアハッピー。4枚の翼が特徴で、服装の色も若干薄くなる。

「このままでは…、痛みもあって王子様に嫌われてしまいます！」天井にぶつかってしまうほど巨人化したシンデレラ。それによりここから抜け出す事が出来ず、舞踏会に行けないと嘆いていた。周りが水浸しにならなければいいんだけど…。

ガラスの靴を履いた美少女。一寸法師の世界に迷い込み、天井にぶつかってしまうような巨人の姿をしていたためここから抜け出す事が出来ず、舞踏会に行けないと嘆いていた。その後、ニコの仕業により洗脳されて巨大化。プリキュア一行に襲いかかるが、打出の小槌で元の大きさに戻り、敵の中では一番最初に敗れる。それと同時に絵本の世界が荒れた原因がニコである事や、当の本人が悪事を働く遠因がみゆきに関係している真実も知ることとなる。

「弱虫！貴女はプリキュアでしょ？情けないと思わないの？」絵本の世界を荒らした過ちを、みんなに謝罪したニコ。同時に「本当はみゆきが大好き」と言う本心も伝える。それに号泣するみゆきだが、魔王の城に幽閉された3人に叱られた！セシルは怒ると怖いが、ギルバートの件と違い女の子を相手に平手打ちは流石にしない。

「あなた、妖精さん？」ガラスの靴を履いた美少女。ニコの仕業により、天井にぶつかってしまうような巨人の姿であかねと出会う。その為、屋敷から抜け出すことが出来ず、舞踏会に行けないと嘆いていた。後にニコの卑怯な手により洗脳され、漆黒なドレス姿（im8328923参照）となり、巨大化でプリキュアに襲いかかるが、打ち出の小槌で元の大きさに戻り、敵の中では1番最初に敗れる。同時に絵本の世界を荒らした張本人がニコであるのと、災いの元凶がみゆきに関係していると言う真実も知る事となる。尚、ニコが今までの悪事をみんなに謝るシーンには登場していない。声優は日笠陽子。実は「ワールド オブ ファイナルファンタジー」では白魔法に長ける少女、レフィアの声を担当していた(シンデレラに捕まった人物が彼女である)。別のイラストはim6379443参照。

絵本の世界で主人公になりきるみゆき達だが、そんな彼女達を待つのは物語の設定がおかしくなっていること。全ては絵本の世界に導いたニコの罠で、彼女は魔王の影を使って主人公達を操る。

「みゆきなんて大嫌い！ 笑顔のみゆきはもっと嫌い！だから、みゆきの好きな絵本をメチャクチャにして悲しませてやろうと思った！」次々とみゆき達を襲うおとぎ話の主役たち。その中の1人であるシンデレラが魔王の影と分離した後（im6585426参照）、全ては絵本の世界へ導いたニコの罠だと一行は知る。ニコの正体はみゆきが幼少時代に拾った、続きのない絵本の主人公。みんなを笑顔にする力を持つ心優しい少女で、喧嘩ばかりしている動物達も和解する程だが、それを嫌う魔王に連れ去られた為、動物達も再び喧嘩を始めてしまった。しかし、魔王に攫われて以降の続きがなく(ページが破られている)、結末も分からなかった。絵本を拾ったみゆきは続きを書くと約束するが、それを最後まで果たすこと無く、ニコの絵本は放置される結果となった。約束を忘れた事で傷ついたニコは魔王に唆され、以後みゆきを憎み、笑顔を消し去ろうと企むようになる。絵本の世界を荒らしたのも、みゆきの裏切りにキレていたからである。続きを書く約束を破った事に腹を立てたニコは「大嫌い」「来ないで」とキュアハッピーを責め続け、あかね達を巻き込んだ張本人だと追い詰める。自分のせいでニコが傷ついたと自己嫌悪に陥るハッピー。サニーの助言により真剣に続きを書く約束を果たさなかった事を謝罪すると決意するハッピーだが…。尚、映画のキャラが傷ついていた真実を知って戦意を失う程自己嫌悪に陥るが、仲間の叱咤、助言により真剣に謝罪すると決意したケースは前列もある(im4602808参照)。

「ちょ？何が起きてるん？」一寸法師となったあかねを待つのは、大きなガラスの靴。その主は巨人の姿をしたシンデレラで、自分が大きくなったのはあかねの仕業だと勘違いして襲って来た。あかねは避けようとするも、運悪く彼女に捕まってしまう。