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今年もまた、「あの時」が来る。 大勢の命が沈んだ日、 多くの奇跡が祈られた日、 沢山の憎しみが放たれた日。 罪の刻印を受けた娘は眠り続ける、 多くの謎と秘密をその身に飲み込んだまま。 闇は光に勝てない 嘘は真実に勝てない 真実は沈まない 我々は諦めない 同じ悲劇を繰り返させないためにも、 もう一度合言葉を唱えよう 彼女の記憶を消させてはならない、 まだ、間に合ううちに。 貨客船娘 セウォル 更新しました。 CMCエディションモデルを追加しています https://ux.getuploader.com/Mikado3000/download/13 PASS:セウォル号が沈没した年月日8桁
私は、忘れない。 いつまでも待ってる いつの日か、この身の内に眠る人たちが 大切な人たちの元へ帰れる日を。 黄色いリボンを結ぶ意味合いは、アメリカで愛する人、特に戦争に送られ、一時的に祖国に帰ることができなくなった兵士達に対して、帰りを待ちわびているという思いを表すシンボルとして使われている事からきているそうです。 日本でもPKOに参加する際の自衛隊員の無事を祈り、このシンボルが使われたそうです。 セウォル号の事件でも、乗客が無事に帰ってくることを祈ってキャンペーンが起こり、現在は遺族の方たちのシンボルとして定着しています。
フェリーあけぼのは大島運輸（現在のマルエーフェリー）で運用されていた6500t級貨客船です。 1989年に就航して以来、鹿児島航路を生業として運行されていましたが、後輩の配置転換と後継船の就航により、2003年に引退しました。 その後の彼女の運命は、非常に数奇なものとなります。 日本での役目を終えた彼女は転売に出され、新しい職場で第二のスタートを切ります。 しかし、彼女の新しい主人は韓国の清海鎮海運……そう、後にセウォル号の大事故を引き起こす事になる運航会社だったのです。 あけぼのは買い取られた後すぐに客室と積載量を増加させる改装を受けます。この時点で、改装内容は後に買い取られてくるフェリーなみのうえと全く同じもの……彼女もまた、いつ転覆するかもわからない爆弾を抱えていたことになります。 幸か不幸か、セウォル号転覆の事態を受けて清海鎮海運は事実上倒産。どうにか生き延びた彼女も行き場を失い、いったんは素性も明らかではない企業に安値で買いたたかれてしまいます。 そんな彼女が、なんと里帰りをするチャンスが巡ってきました。 新潟市が新規にロシアとの間に設置する航路のために彼女を購入したというのです。実現すれば、彼女は日本から韓国へと売られた後、また日本へと売られ戻るという何とも微妙な背景を持つことになります。 しかし、この話が持ち上がったのは2015年前後。すでに草臥れ果てていた彼女は満足な速度を出すことも出来ず、日本へと向かう途中でも息切れしてしまう始末。結局、購入の話は流れてしまい、現在彼女は行く先もなく韓国へと引き渡される模様です。 すいまじでは、フェリーあけぼの（黒）とオハマナ（黄）、それぞれ別の存在として登場します。 オハマナはセウォルと同僚、あけぼのはナミちゃんやありあけと同僚という間柄になります。
悲劇のフェリー・セウォル号の前身となるフェリーなみのうえ。 すいまじではセウォルのお姉さん＆お母さんとして登場します。 これは彼女が貨客船としては既に15年以上経過しているベテランであり、技術的な面での目立った特徴はないものの、15年たった現在も同型機が生産され続けているというベストセラーシリーズであるためです。 なみのうえの持っている能力、それを新技術でブラッシュアップし、信頼性を維持したまま性能アップを図った存在がセウォル級としてリリースされることになります。 この背景から、ナミちゃんはセウォルの事が可愛くて可愛くて仕方がないご様子……。
未だ見つからない、彷徨える5つの魂へ。 貴方方がいつか愛する人の元へと帰れる日が来ることを、祈っています。 2014年4月16日のセウォル号沈没事故から、今日でちょうど4年目です。 状況は何一つ進展していません。 引揚げられたセウォル号の船体から回収された車載カメラの記録から、横転したその時点ですでにカーゴエリアに浸水が発生していたらしいことは分かったようです。 （過積載状態だった車両が傾斜によって偏った際に左舷隔壁を突き破り、そこから浸水が発生する様子がカメラに捉えられていました) ですが横転を発する程の急旋回を齎したものが何であったのかは、未だに分かっていません。 韓国の文大統領は本日改めて原因究明を宣言しましたが、それがいつになるのかは全く見通しが立っていないのが現状です。 メッセージモデルであるセウォルが配布されて一年。 より多くの人にこの事件を知って頂き、覚えて頂けたら、と願ってやみません。
｢サイハテ｣ 向こうはどんな所なんだろうね? 無事に着いたら便りでも欲しいよ 真実(扉)を開いて 彼方へと向かうあなたへ この歌声と祈りが 届けばいいなぁ 本日、4月16日午前8時58分 セウォル号転覆事故が発生してからちょうど10年目になります 韓国内でももはや話題にすらならなくなったこの事故は それでもいまだに多くの人々の心に多大な傷を残しました そして何が全容としての真実だったのかがまるで明らかにならないまま 憶測を持って解決とされてしまった痛ましい事故でもあります 船体は既に引き上げられ南西部木浦市の木浦新港に安置されていますが 追悼設備の縮小や反対運動などまでも起こっており、自己の記録は徐々に薄れつつあります 私は10年前からセウォルを追い続けていました 真実が明らかになる事を願ってその記憶を留める為に彼女の人の形を作りました 今日で10年 そしてこれからも追い続けるでしょう 彼女の事を一人でも覚えている人がいる限り 彼女もまた決して消えない 真実は沈没しないのですから
何処までも紅い世界に、たったひとり。 鈍く軋む身体、止まらない血。 砕け散ってしまった「人だったもの」に囲まれて 私は懺悔の海を歩く。 護り得なかった人々の心、煌めくはずだった希望、夢、未来。 その欠片がまるで花弁の様に散り舞い、落ちていく。 きっと海の底で溶けて消えてしまうのだろう、 暖かな日差しの下に帰る事を夢見たまま ツミノカケラが降り注ぐ中を、 軋む身体を引きずって私は逝く。 そしていつか私も、砕いてしまった事を悔やみながら この紅い海の中へと昏々と沈んでいくだろう。 けれど、それまでは。 拾えるだけの欠片を拾い集めて、 無くさないように大事に握りしめてゆこう。 私の罪、私に課せられた罪、 その重みを一つ一つかみしめながら 在るか無きかもしれない岸辺を目指して。
ごめんなさい、貴方達を護れなくて ごめんなさい、貴方達を救えなくて あの冷たい水底へ沈むのは、私だけでいいはずだった。 それなのに、貴方達を道連れにしてしまった。 如何なる理由があろうとも、それは紛う事なき私の罪。 どうか、許して。貴方達の未来を奪った事を。 どうか、許して。貴方達の夢を奪った事を。 それだけの事をしていながら、何をも報いる事の出来ないこの私を、 どうか、許して。 2017 3/23の引揚げから既に5か月。 セウォル号の沈没原因の究明は、未だ進展を見せていない…… セウォル号関連で、ぜひとも見てもらいたい動画があります。 星になった子供たち https://www.youtube.com/watch?v=M4qCz0zcAf0 キャンドル集会（2017.1.7）セウォル号生存学生のアピール 字幕付き https://www.youtube.com/watch?v=cUQJtDENqVQ これらの動画を見て、何を想うのかは、皆さんの心次第です。 けれどもこれらの動画には、かの事故の悲惨さと現状が凝縮され、表されているのです。 あの事故は、まだ終わっていない。 そして、真実は沈没しない。 一日も早く、原因の究明がなされることを祈っています。
大勢の命を道連れにした分際でありながら それでも人を想う身勝手な私を許してください 人の安寧を祈り 安全を願い 旅する人が苦しみ悲しみに苛まれる事のない毎日を送れますようにと 冷たい水底で願い続ける私を どうか許して Remember SEWOL Sinking in 2014/04/16 AM08:56
敗北宣言 https://ux.getuploader.com/Mikado3000/download/28 PASS:セウォル号沈没年月日を半角8桁で
