最高に楽しかったWBC。夢のような時間が終わり、プロ野球ファンはそれぞれの贔屓を応援する日常へ。 中にはチームの現状に目を背け、夢から醒めたくないファンもいるだろうが、まあ巨人もあまり他人事じゃないな。 楽天から来たオコエくんの調子が良いみたいで開幕1番になったら面白いが、1番バッターはとにかく出塁して欲しいから、理想を考えると四球が少ないのが気がかり。スタートダッシュが終わったら控え選手ととっかえひっかえにならない事を望む。 ベテラン勢も調子が上がっているかというとちょっと怪しい。坂本丸翔さんに加えて、今年から長野やマッチも加入。安定のベテランではあるが、やはり優勝するには若手達の躍動がないとな。 明るい材料としては、WBCで世界の強豪相手に活躍してくれた岡本と戸郷。岡本は長いスランプがなければ不動の４番にいてくれるはず。 戸郷くんもエース菅野が開幕ローテ見送りになった事で、我こそが巨人の新エース！と言わんばかりに泰然としていらっしゃる。いやあ、頼もしいですなあ。 この２人が投打の柱になれば大崩れはしないと思うね。 WBCで野球どころかスポーツエンターテイメントの究極すら味わった気分になって、その反動を心配してた部分もあったが、開幕が近づくとなんだかんだで楽しみになってきた。 先のセンバツも仙台育英対報徳学園の試合とか、タイブレーク時の駆け引きの妙に、絶対に勝つ！と気持ちが合わさって、非常に面白く熱かった。 大仰な言い方になるが、「野球が野球たるベース（土台）」がしっかりしてれば、いつ誰が試合してるのを観ても面白くなるように野球って出来てるんだなと、センバツの球児達のプレーを観てて再発見させてもらった。 というわけで今年もプロ野球開幕。パ・リーグは昨日開幕したが、セ・リーグは今日から！という事で、果たして今年はどんなシーズンになるでしょうか。