【赤文字の見る「四葉ありす」という少女】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前にも動画で書いたのですが、私が「プリキュア」に興味を持ち、最初に見たシリーズが「ドキドキ！プリキュア」なんですよ。面白かったですね。メインキャラ達は可愛かったし魅力的でしたし。でもその後に幾つか他シリーズを見た時に感じたのは「違和感」でしたね。他の作品だと各メインキャラ達の苦悩やら葛藤、対立が描写されてるのですがドキドキにはそうした感じが殆ど無い。個々人のスペックがそれぞれに高いので同世代の思春期の少女とは明らかに一線を画した存在となっていたんですよね。だからそうした少女達が本来抱くであろう感情と言うモノが彼女達には殆どない。世間で言う所の「完璧超人」であるが故にそうしたものとは殆ど無縁だったのではという気がします。あの中だと六花が唯一一般人枠に近かったのではと思いますね。イーラとの事もありますしｗ　「王は民の気持ちが分らない」という感じのマナ、ステを歌と戦闘に全振りしてるぽこぴー、三分の一超人の亜久里………確かに真っ当な一般人がいませんね（汗）　その中でもありすの存在は歴代キュアの中でも数少ない異質枠だと思うんですよ。大財閥の令嬢でありながら武芸百般に通じ、帝王学を学びグループ経営に携わる………。当初彼女自身が言ってましたが別にプリキュアで無くとも超強力なサポーターとしても十分だったのではという気がします。その辺は同じセレブのかれん、ヒメ、みなみ、トワとは大きく異なりますね。だが、そうした大きな権力を行使出来る立場にある者に特有な世間ズレがあり、本編でも数々の奇言や奇行が描かれています。上記の四人にも確かにそうした部分はありましたが、周りの友達が一般人枠だったのでその辺のズレを補正されてた気がします。しかし彼女の近くには六花以外がマナを始めとする超人ばかり………結局最初の自らが率先して戦うと決意した所から彼女の本質は何も変わって無いと思います。だから「ご乱心」におけるドキ組、そしてありすの立ち位置は他チーム、他キャラと比べて明確に違う訳なんですよ。この449話においても自分が雇った相手の事を単に「腕が立つ」とか「対話が使える」という点でしか理解していない。故に彼女は自分が既に犯してしまった最大の誤りに気付いていない訳ですよ。その銃口が自分に向いてる事も知らずにね。

昨年末、伊豆半島で壮絶な死闘を繰り広げた「Splash☆Star」と「ドキドキプリキュア」。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　多くの犠牲を払いながら各陣営仲介による「伊豆半島戦役講和条約」により一応の決着を見た。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だが、キュアロゼッタこと四葉ありすにはどうしても許しがたい人物が一人いた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自分の手駒でありながら敵に内通し、あろう事か叛旗を翻し敵対したキュアエコーこと坂上あゆみであった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　四葉財閥の次期当主として、何より四葉を裏切り牙を剥いた者を看過するのは四葉の、何より自身の矜持が許さない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彼女は漫画世界の自分を通じ、漫画世界の神「上北ふたご」がエコー抹殺用に生み出した漫画世界の「坂上あゆみ」ことディエコー改めアンゴルエコーに彼女の誅罰を依頼した。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しかし、彼女は理解していなかった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この「坂上あゆみ」の名と姿を持つ目の前の少女が、彼女とは似て全く非なる「異物」であるという事を。

im5464149←あと36日　あと34日→im5469597 戦士名称　キュアハート 色　　　　桃キュア 変身者　　相田マナ 声優　　　生天目仁美 「ドキドキ!プリキュア」 2013/2/3-2014/1/26 全49話 OPテーマ「Happy Go Lucky! ドキドキ!プリキュア」 EDテーマ「この空の向こう」(1-26話) 　　　　「ラブリンク」(27-49話) 挿入歌　「〜SONGBIRD〜」(5・6・8・24話) 　　　　「こころをこめて」(40話) 他　　　「この空の向こう〜ドキドキ!プリキュアといっしょ〜」(ED2CDカップリング曲)