元祖ウザガール「ルーリー」。暗い世の中も彼女の手にかかれば、 あら不思議。大冥界になっちゃった！ ☆2020年のセンターを決めろ!?「ブギっ子総選挙2019」 Twitterでの投票はこちらhttps://twitter.com/bub107/status/1211717353492246528 ～主な出演作～ 『ブッダベリ』ギャグ短編集 comic/19208 『ホイミーポイミー』ドラクエギャグパロ comic/29372

―その日は突然やってきた。俺が一息つきに作業場に戻ってくるとドラコニアンの娘が近くに来た。「ドーモ、人間＝サン。」その娘は捨て子だった。俺がここに来る少し前にコロニーに保護されたという。優しい目をしていた。ドラゴンと言うには大人しく、体も華奢だったので、俺も少し油断していたのかもしれない。「アイエエエ！」挨拶から0.2秒後、彼女はおもむろに俺の業物を手にした。「ミルクスレイヤーです。」「ミルク！？ミルクナンデ！？」俺は抵抗しようとしたが体が動かない。ジジツの類か？男にとって大切な部分を掴まれ、抵抗しないほうが見のためと脳が制止をしていた。「ミルクみな搾るべし・・・自慰はない」「アバーッ！！」あわれホモはしめやかに爆発四散。残ったのはノンケに調教された男だけだった。不覚！意識を失う刹那、思い出したのはこの惑星で語られていたウワサ話。ここにはホモをノンケに変えて回る集団がいるという。いつの間にかホモコロニーに入り込み、ホモをノンケに堕とすという。中には貴族だろうが愛人がいようがお構いなしにノンケを量産し、指名手配されたコロニークラッシャーもいるらしい。インガオホー。自らの失態をドラコニアンへぶつけるべく目をやると、彼女は・・・優しい目をしていた。落ちたな。俺は自分を恥じた。彼女は悪気などなかった！生まれたばかりの赤子が親から教わる前に乳を飲むように、俺からホモを捨て去ったのだ。人間は弱い。弱いから嘘をつく、騙す。ノンケとはその負のループに乗っかって生き延びた種族。だから俺は消去法でホモになったに過ぎない。だがこの娘は強い。強いから本能のままに生きた。その結果がこれ。一足先に気づくべきだった。この娘は人間の常識を教え込まれていない。つまり男を騙し搾り取ることも頭にない。「溜まってそうだったから」察したのか彼女は俺に答えをくれた。おお、ブッダよ！メスになったのですか？その一言で俺は救われたが、同時に不安に襲われた。次に俺は彼女を拒めるだろうか？あの手の感覚、到底男の手では味わえない柔らかさ。もう一度絞られたい。――卑劣！すぐに邪な考えを振り払うが、ホモとしてのプライドはもうなかった。そうだ。俺は元々ノンケだ。あの日あんなことがなければ俺は・・・。