ありすと幸子でロード・ダンセイニ作品の食べ物紹介⑤ ■謎の肉（二壜の調味料） 犯人は肉料理専門の調味料を二壜も買った。つまり肉を食べたのである。肉を、食べきったのだ。

3月11日のシンステで頒布される、ラツマPさん主催の安斎都合同誌「Elementary,my みやこ」に短編SSを寄稿させていただきました。 ロード・ダンセイニのペガーナ神話を題材にした劇を都たちが演じる内容となります。 サークル「好都合」、スペースは「望-65」です。

ありすと幸子でロード・ダンセイニ作品の食べ物紹介⑥ ■魔法のワイン（魔法使いの弟子） 魔法使いがラモン・アロンソに供した、地上にはない花の味と香りがする魔法の霊酒。 いかなる国のぶどう園産でもない、宵の明星から魔法で作り出したものである。

ありすと幸子でロード・ダンセイニ作品の食べ物紹介① ■ジャムロール（エルフランドの王女） エルフランドからやってきたトロールに「エルフランドへおいで」と誘われた女の子が少し考えて首を横に振った。お断りの理由はこうである。 「おかあさんがけさジャムロールをつくってくれたんだもの」 作中に実物が出てくるわけではないが個人的に印象深い。この場面で女の子が少し考えたのは取り替え子（チェンジリング）についてだった。

ありすと幸子でロード・ダンセイニ作品の食べ物紹介④ ■ティル・ナ・ノーグの林檎（賢女の呪い） 西の海の彼方にあるという常若の国。そこに存在する不死の木と果樹園のことが作中で幾度となく語られるが、名前の出てくる果実はひたすら林檎のみである。