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一式戦闘機(いっしきせんとうき。以下、一式戦)は旧日本陸軍の太平洋戦争(大東亜戦争)前半における主力戦闘機。愛称は「隼」(はやぶさ)。 当初は九七式戦に格闘性能が劣るとされ採用が危ぶまれたが南進に即して航続距離の長い戦闘機が求められたたため採用された。そのため開戦時には僅かな数が配備されていたに過ぎず九七式戦が主力として使用された。 アメリカ軍がつけたコードネームは「Oscar」だが実際は海軍の零戦と区別がしにくいと言うことで「01」とも呼ばれていた。 初期の一型は軽量化しすぎのため主翼の桁が弱く、急降下からの引き起こしで空中分解したり主翼に亀裂が入る事故がいくつか発生した。また12.7mm砲も当初は信管の信頼性が低く暴発の危険があった。 二型以降はエンジン出力の増加や翼幅を短くし桁を強化するなどの改修が行われたが、構造上主翼に武装ができないため火力は低いままだった。しかしながら、後期になるほど運動性の低下していった零戦と違い、最後まで軽戦闘機としての運動性を保っていたため、連合軍からは、低空では油断できない相手として警戒されていた。実際ビルマ戦線では末期までキルレシオで連合国新鋭機に対して勝っていた。また日本のパイロットにも、回避運動がしやすく信頼性の高い隼(三型)を、重戦闘機の性格の強い疾風より高く評価した者は多かったという。
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