【アバター名】：ゼニス・アーム　【アバター設定】：ゼニスブルーの体色を持った近接型アバター。主な武器は、右腕の義手型強化外装である「ハイ・シリンダーアーム」。このアームは人間の腕と同等あるいはそれ以上に精密に動作する一方、内部に組み込まれたシリンダーやアクチュエーターによって恐るべき怪力を発揮する。これを生かした正確かつ豪快な戦法により加速世界でのし上がっていく・・・はずだったが、かの悪名高いダスク・テイカーと交戦した際にこの右腕を失っており、それ以降は培った戦闘技術を基盤に作り上げた堅実で無難な戦術で勝ち抜くことを余儀なくされている。現在の右腕は見かけだけの義手であり動かないため、現在は残った左手で振るっている長剣(なんの効果も無いただの剣)を主力装備としている。　【必殺技】：必殺技1「ゼニス・インパクト」　アームのリミッターを一時的に解除し、超強力な一撃を叩きこむ。素手の時はパンチだが、武器を持っていればそれに対応したモーションに自動的に変わる。アームに無理をさせるため一度使用すれば、連発はできず発動後はアームの出力が大幅に低下する。必殺技ゲージ5割消費。　必殺技2「バインド・アーム」　失ったアームを補うように習得した必殺技。周囲に存在する石や砂などの小型オブジェクトやオブジェクトの破片などを右腕にかき集め、腕の形をとらせる。失ったアームのほどの高出力や精密な操作性、感覚はないものの、十分な素材を揃えれば巨大な腕を形成し、その質量は強大な武器となる。必殺技ゲージ7割消費。ゲージ消費の関係上「ゼニス・インパクト」との併用は困難であるが、効果時間は5分あるのでその間に再びゲージを溜めれば可能ではある。　【その他・リアル設定】：交通事故により片腕を失くした少年。しかし、現在は筋電義手を付けており多少の不自由はあるものの日常生活には支障がないと言ってよい。実は「ハイ・シリンダーアーム」をはじめとするアバターの機械的な意匠は自動車＝機械へのトラウマを反映したものである。アームを失っていない頃は、生身のような感覚で両腕を使える加速世界が楽しくて仕方なかったが、アームを失ってからは「ゲームのほうが不自由なんて・・・」と自嘲じみた思いを抱きながらも、「再び失った腕を再び取り戻す」という希望を胸に今日も彼は加速する。