クリーチャー村とは―― 雑多なクリーチャーたちが集まる集落で、上位種族が居を構えることもある。レベルの差はあるがそこを統治する長が結界を張っていて、入れる者には入口の門が開けているのが見える（例外もあり）。人間をまったく歓迎しない村は海底や険しい山岳、大砂漠どの真ん中、果ては空中の浮島などにある。単独種族の村はたこルカ村、ハニーリリィ村などの種族名で呼ばれる。 ねこ霊夢（村長）： クリーチャー村の村長。結界を張るのが得意という理由で拝命している。村は中世欧州風みたいな造りだが自宅は無理やり趣味の和風に改造。村の所在地のオーナーである北米ミクら、クリーチャーに理解ある者たちを観桜会に招くなど、人間と共存している街中の村らしい自治を展開する。外に働きに出ている者も多いため、昼間の村内人口は少なめ。街の名物・駅前クリーチャー屋台の拠点もここ。エルフの里に住まう、ねこミクの妹。 メルフィ： 羊の角を持つ舌足らずな喋りをするクリーチャー。クリーチャー村のすぐ外、結界の範囲内に可愛い邸宅をかまえている。仲良しのクリーチャーやもともと村に入れる能力がある謎ちゃんやへきさちゃんが時々遊びにやってくることも。 実はエルフの里生まれで、本性が羊の上位種族。幼いまま成長が止まり、修行と勉強をかねてここに住んでいる。実年齢は2,500超。 ちゃりトラマン、ちゃり音ミク： ペンギンのようなクリーチャーの錬金術師夫妻。旦那のちゃりトラマンは腕の良い業師だが、体力なし。夫を尻に引いている妻のミクは、昼間は街の仕出し弁当屋へパートに出かけている。 たこルカ、白ハリィ： 村の宿屋内にあるたこルカフェのオーナーと従業員。街のそれと違って宿泊者のためにファミレス的な役割を果たす。たこルカ形のチョコがお土産として好評。花冠をかぶった白ハリィは、街のケーキ屋のハリィとは犬猿の仲である。 ゆっくりまりさ： 村に住む魔女。力の制御のやり方と魔法を謎ちゃんとメルフィに自宅で教えている。 タヌキとキツネ： タヌキ山に住むクリーチャー。おやつなどを買い求めて時々街まで降りてくることがある。