明日から九月ですね・・・・ 八月は気温が暑すぎるのと、雨が多かったため体がだるい日が続いた うｐ主は八月はほぼ一日、パソコンと睨めっこしてました 画力が上がりたい・・・(´・ω・`)

最近何をしてても体がダルい。

寂れた宿場の宿の一室。女は窓から差し込む朝日に目を覚ました。 昨夜の「仕事」のせいで体がだるい。彼女は小さくため息をつくと術を解いた。 途端に女の姿は人間から、人外のそれへと変わる。 白面金毛九尾の狐。俗に妖とか妖怪と呼ばれるものが彼女の正体である。 それにしても昨夜の「客」はずいぶんと妙な”女”だった。 「女の客」自体は別にこれが初めてではない。だが、まず妙だったのはその女の恰好だった。 袷も何もない、やけにひらひらとした服。 どうやって開くのかもよくわからない、骨が丸く湾曲した傘。 頭にかぶる、布でできた笠のような何か。 ・・・そういえば前に来た旅人の「客」が、江戸が東京と名前を変えてから、ずいぶんと異国の船やら異人やらがやって来て住み着くようになったという話をしていた。 すると、あれらは異国の服なのだろうか。だが、なぜ異人の女がこんな辺鄙な宿場町に？ いや、違う。 一番妙だったのは服装よりも何よりも、その女の目だった。 自分のことは一切を秘めて語らず、それでいて全てを見通すかのような眼差し。 あれは、彼女の生きた歳月がその見た目よりはるかに長いことを示していた。 「…同族か。」 この国のものにしろ、異国のものにしろ。人外のものであることは間違いなかった。 全くの偶然か、それとも何か目的を持って近づいてきたか。どちらにしろ相手にはすでに自分の正体などばれているのだろう。 厄介なことになる前に、さっさとこの町から消えた方が良さそうだ。 実際、彼女はそうやってもう長いこと過ごしてきた。様々な集落に潜り込み、怪しまれる前に姿を消す。 かつてはいろいろな野心を抱き、大妖怪などとも呼ばれたものだが、今ではもう全てに飽いて無為に時を過ごしてきた。 だが、こんな場所でも時折漏れ聞こえる異国の話は彼女が再び世の中に興味を抱かせるには充分だった。 どうせならこれを機会にこの町を出て、どこか異人の町で異国の船に潜り込もう。 かつて遣唐使船に乗り込み、この国へやってきたように。

前日寝不足で死にそうだったので、 がっぷり寝たら･･･ 寝すぎで体がだるい。