作るお菓子 を含むイラストが 7 件見つかりました ( 1 - 7 件目を表示 ) タグで検索
「キミも、僕のお菓子の虜にしてあげましょうね」 個人洋菓子店「ハニー・グラッセ」の店長。 自信家でプライドが高い。自分の作るお菓子が一番美味しいと思っているが、自己研鑽は欠かさない。客観的な実力は一つ星ぐらい。 一人称は「僕」だが、口調は女性的。 貧乳煽りに弱い。マジギレすると無言で生クリームを泡立てる。
餌食堂夢 旅の道を進むたこ焼きとカヌレは大きな葡萄畑を通りがかる。 「このあたりはなんだかブルゴーニュみたいな感じがします」懐かしそうにまわりを見わたすカヌレ。 「それじゃあこのへんでちょっと休もうか」たこ焼きはくつろげそうな場所を探した。 畑の近くに広い場所を見つけたのだがその先の草むらの上に大きな黒い円盤のような、得体のしれないおかしなものがあってすごく気になった。 「こういう形のものを見たことがある……。なんだったかなあ?」カヌレがつぶやく。 「これはちょうど良いくぼみがあって良いね。たこ焼き器みたいで懐かしいよ」 思い出そうと考え込むカヌレ。たこ焼きは片目をつぶり、くぼみの中でひと休み。 体が揺れたのでたこ焼きが目を開けると、夕闇の中に巨大な岩のような殻を背負ったカタツムリの集団がまわりをうろうろしていた。よく見るとカタツムリの眼は芋虫のように膨らんで緑色にぎらついている。おいしそうな芋虫を見つけて空から大きな鳥が襲ってきた! 「――エスカルゴ……さらから……とり……食べられる――」カヌレに揺り起こされ、たこ焼きは目を覚ます。 「大丈夫? なんだか悪い夢を見てたみたいだったけど」カヌレが心配そうにいった。 「おいしく食べられる夢を見たような気がするけど、よくわからない……」 「そういえば思い出した。これは薄力粉とかで作るお菓子エイブルスキーバーの道具と似てるの!」 思い出してすっきりひと休みするカヌレ。その横でたこ焼きは悪夢につかれてぐったりしていた。 {注釈:「エスカルゴさら」エスカルゴディッシュは窪みのある皿の一種} ――肉汁鉢おかわり29杯目。 (小ネタ) 「問題。腹が減り食堂に入って食事をすると、担ぎだされて気がよくなりました。さて、どうしてでしょう?」 「わかりました。食道から胃と腸で、イチョウの木になって追い出された」 「惜しい。正解は、かがつぎたされて胃腸が快調になったからです」