【流言舌禍】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミユキ独自の魔法。卓越した自身の話術に幻惑系の魔術を加える事で恰もその話が本当の事であるかの様に相手の脳に錯覚を覚えさせるという場合によってはかなり厄介かつ恐るべき術。しかしこれは相当に頭が回り、口が上手く、且つ絶妙な発動魔力配分が出来る者で無いと効力が十二分に発揮出来ない代物であり、今の魔法界でこの様な緻密な術が使えるのはミユキ位である。彼女が悪質詐欺セールスマンやインチキ信仰宗教団体の信者で無かった事は幸いであろう（いや、全くｗ）