ミイデラゴミムシ。 　名前はインフェルノ。通称はイルフェ。銀色の髪に左右非対称の道化師風の格好、顔の左半分が仮面で覆われているかなり怪しい奴。このシリーズでは珍しく、バーサークと同じ男の子。肉食系（リアルな意味で）。 　背中にブースターがあり、それにより飛行できる。スナイパーライフルを使う。また亜空間「バルソン」を作り出しそこに身体の一部ないし全身を潜ませる事ができる。ド〇ド〇実の能力者。得意技は亜空間に潜り込む「バルソン・ダイブ」、必殺技は大出力のスナイパーガン「バルソニック・イレイザー」 　アリュー達の住む世界の首領の側近であり、最強クラスの実力を持つ。バクの師匠でもある。首領とは対等に話し、ある約束をしている。 　性格は飄々としているが、他人をおもちゃだと思っている外道。自分さえ楽しめればそれでいいため、アリュー達の味方でも異世界側の味方でもない。早い話コウモリ野郎。

連れてこられたのは屋敷の奥にあった隠れた一角。 見ず知らずの人間を果たしてここまで簡単に通していいものか疑問に思いつつも、私は部屋に入ることを許された。 部屋に入るなり目に入ってきたソファに座る人物。彼の軍団の指揮者だろう。 他に側近だろうか、見慣れぬ異国の服の人物とブロンドの髪の二人、そして今まさに私の背中に銃口を宛がう一人、計四人。すべて情報通りだ。 そして彼女はおもむろに口を開いた。 「手荒なマネはしたくなかったんだけど状況が状況なだけあってね。部外者は警戒せざるを得ない。では早速聞こう。君は私は殺しに来たのかい？」 「そうではない。私はただ、真実を知りたくて来たんだ。」 そう言うと、彼女はクスクスと笑い始めた…一体何がそんなに面白いのだろうか？ 「…君の言うことは本当みたいだね。この部屋に招かれていると言うことは、君の命は保障されているも同然なんだ。彼女には怪しければすぐに射殺するように伝えているんでね。」 「それはどういう意味なんだ？」 「…登録番号0500-AG-1-C…国際諜報機関の単独エージェント「クラリス」だろう。」 黒服の彼女は自分の身分をピタリと言い当てたのだ…！ 「一体君達は何者なんだ…！」 「それより答えろ。貴様の目的は何だ。」 第02話：im6859755　第04話im6883167