ひいては、ご先祖代々が今ある自らと家族親戚・これからの子孫代々をも見守って下さいます。平気で作業的に墓石や墓場を廃棄・破壊や更地する業者は、やはり心を知らぬ・関知せぬ者らが雇われ、その背後には無神論者（共産）や在日のものが少なからずあろう事を忘れずに。反日シンパによる“文化大革命（文化破壊活動）の再来・再現”などとしても、“現代日本人のだらしなさ”をショーとして楽しまれている側面もあるようです。ご先祖様方は、ずっと子孫を見守っておられる故、それを今生の浅はかな気運や考えにかまけて見失い、その繋がりを絶つような事をしてはならんのです。生きる有り様や扱いも酷ければ、なるほど祖霊の加護も絶えるでしょう。子孫が多く親戚との縁が保てれば菩提を守るのは楽です。が、疎遠化社会の気楽さにかまけて家族親戚との繋がりを失えば、よほど身上（しんしょう）が出来ていないと、身の終いを何処に仕舞えばよいのか迷うことになり、それらしく“人の尊厳や霊魂の所在不明瞭な（生前の実在を喪失した）あらざる仕舞い方”に取り込まれるハメになります。流行とは別にして、菩提をキレイにしたいとお考えの場合、なるべく先祖代々の墓石類は保存したいものです。その石の産地・切り出し方や造形・文字の彫り方や時代の表記・置かれた位置や積み方などの形式などには様々な歴史上の意味や記録があります。今は判らないだけで、いずれ判ることもあるかも知れませんから“ウチゃそんな大層なモンじゃナイさ”などと決して侮らず、古来からの寺全体をしての歴史的形式を倣っていたり、ご先祖だけが代々子孫に込められた意味があるモノと思って、菩提はお守り頂けたらと思います。どうしても整備したい・位置を変えたい場合、写真や図面・謂われなど記録をシッカリと遺し、墓石は上手に墓所範囲内に確保したいものです。一番哀しいのは“相談無く知らぬ間に全てが済まされてしまう事”ですから、面倒にかまけず、人として親戚縁者に務めるべきは務めることを忘れずに。どんなご家族にも、先祖代々のお墓には、繋がりを辿れば「歴史の夢」があります。（笑）また身上かなえて菩提を持つならば、以後の子孫に・同じ日本人に・所在する日本国に、願わくば煩悩にかまけた各々の時代にも廃れぬ心・その魂を遺せることを。

確かに母つぐみから受け継いだその「血」はある意味逆神をも凌駕する程の「力」を彼女に与えていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しかし今の彼女はまだ「それ」に「目覚めていない」。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠き先祖のつむぎが嘗て纏っていた「モードエレガントＰ」の「力」によって「戦えて」こそいたものの、彼女自身はまだ自分の「力」そのもので「戦った」事は無い。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何より彼女自身が何の為に「戦う」のかという事をまるで「理解していない」とミユキは断じる。