描いたものは、きっと…… 初戀の日に。の最新作「その一秒スローモーション」のPVと同時に電ポルPの名曲「未来景イノセンス」のPVも投稿します。乞うご期待ください！

通学路の片隅に、初夏の風薫る河川敷に、そんな何気ない場所に恋のきっかけは落ちていたーーー というわけで連作PVシリーズ「初戀の日に。」第3作は、彼女の恋に落ちる瞬間を描いた「その一秒スローモーション」を予定しています。8/31投稿予定なので乞うご期待ください。

連作PV「初戀の日に。」二作目、「恋は戦争」は5月29日に投稿予定です！！ボカロ史上最高のロックサウンドに合わせて、けして諦められない恋の軌跡が描かれる・・・！ 告知記事（ブログ）：ar1252943 特設サイト：　http://inpuppylove.web.fc2.com

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背伸びした私は、貴方にとって「好き」に思えるくらい可愛く映っているでしょうか・・・・・・？（byとある片想いの少女）これは、そんな純情少女の物語。 連作PV「初戀の日に。」二作目、「恋は戦争」は5月下旬に投稿予定、現在鋭意制作中です。 告知記事（ブログ）：ar1252943 特設サイト：　http://inpuppylove.web.fc2.com

叶わないなら、運命にだって抗ってみせる。そんな恋が胸に刺さっていた…… 連作PV「初戀の日に。」二作目、「恋は戦争」は5月下旬に投稿予定、現在鋭意制作中です。 告知記事（ブログ）：ar1252943 特設サイト：　http://inpuppylove.web.fc2.com

いつものカフェには先客が居た。各駅停車の駅から歩いて20分、高台の上り坂を登らねばならないその店は、お昼時さえ過ぎれば自分以外に人がいないのが常だった。そういう、一人になりたい時分にはぴったりな隠れ家のようなところを自分は気に入っていたので、窓際で他人が珈琲を飲んでいるところを見るのは正直なところ意外だった。そんな先客の、自分と同年代くらいに見える青年の姿を見て、ふと記憶のどこかが疼いた。見覚えがあるような、ではない、大切だった人の姿が心のどこかで重なっていた。そんな記憶を探しながら、けれど、自分は話しかけずに席に着いた。言えなかった初戀の相手、なんて間違いだったらお笑い種だし、たとえその人だったとしてもお互い覚えていないふりをした方がいい。あの頃、臆病故に想いを伝える事ができなかったが、今ではそもそもそんな想いを抱くには歳を重ねすぎていた。いや、どちらも昔から変わらない、臆病さ故の行為かもしれないけれど……ともかく、自分はそんな物想いを懐きながらも、目を閉じ夕日を背にただただ腰掛けていた。