邪眼姫の物語　436話(sm39927164)の一場面を捏造してみました。 犯行動機：久々に鬼滅の刃無限列車編を見ていたら思いついた。 多分こんな感じだと思います。(長文注意) 　 　～～～～～ 　ウァレリア　「……とにかく。私は、屋敷に戻ります。私は最後までアエテルヌムの娘として生きます。それだけです」 　そうして、ウァレリアはその場から去ろうとして。 　 　モエ　「逃げるな卑怯者！！！　家の罪から逃げるな！！！」 　ウァレリア　「えっ！？」 　 　モエのその叫びに、ウァレリアは足を止めた。 　 　モエ　「責任から逃げるな！！！　生まれた時から背負わされた無意味な望みから逃げるな！！！　逃げるな卑怯者！！！　恥知らず！！！」 　 　ウァレリア　「な、何を言っているの……？」 　 　モエ　「貴方は『アエテルヌムの娘』と言った！！！　自分の名じゃなくて、家の名をひけらかしたんだ！！！　家の名を出すというのは、己の罪を家の、家の罪を己の罪として背負うことを言っているんだ！！！」 　 　ウァレリア　「わ、分かってるわよそんなこと！　だから私は――」 　 　モエ　「分かってない！！！　君は家の罪から逃げようとしているんだ！！！　家の罪は貴方自身の罪なんだ！！！　それを清算を無視して、自分勝手に死ぬんじゃない！！！」 　 　ウァレリア　「家の罪？　一体どんな罪があるというのです！」 　モエ　「マオを置いていくな！！！」 　マオ　「え！？　私ですか！？」 　モエ　「彼女はどんなに嫌がらせやいじめを受けても、貴方を慕っているんだ！！！　彼女から逃げるな！！！」 　マオ　「え！？　私ウァレリアさまからはそんな酷いことされてませんよ？」 　ウァレリア　「え？」 　マオ　「え、だって、ウァレリアさまから痛いこととかされたことないですし。魔法の的にしたりとか、髪を引っ張られて引きずり倒されたとか、そう言うことされてませんから」 　 　～～～～～ 　 　ラヴィニア(画面外)　「誰よモエに鬼滅の刃読ませたの！？」