南部鉄道 を含むイラストが 1 件見つかりました ( 1 - 1 件目を表示 ) タグで検索

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 1920年代末にイタリアのOFM(Officine Ferroviarie Meridionali:南部鉄道工房)社で開発が始まった 軽単座戦闘/曲技飛行機。同社は1935年にブレダグループに買収合併され、IMAM(南部機械および航空機 工業)社に再編された。  1934年に完成した原型機は下翼面積が小さい複葉機で、鋼管構造(主翼は木製構造)布張り(胴体の一部は 金属鋼板張り)のオーソドックスなもので、約400馬力のエンジンが搭載された。軽戦闘機や曲技飛行機を目指 しただけあり運動性能は良好だったが、同年6月16日の初飛行ではイタリア軍の注目を引くことはなかった。  イタリア軍が当機を発注したのは初飛行から1年ほど経った1935年半ばのことで、その後第二次大戦でイタ リアが休戦するまでの間に700機あまりが納入された。当機がデビューした当時の基準でも馬力不足の感は否め なかったが、運動性が優れていたため、軍では戦闘練習機や曲技飛行練習機として使用された。なお、スペイン内 乱で第一線機を消耗したイタリア軍では、少数の当機を一時的に戦闘機部隊へ配備している。また、25機がスペ イン・フランコ軍に供与された。  時代遅れの感があったものの当機は空軍兵士に人気のある機体で、ドイツ軍も当機を練習機として使用し、戦後 もアグスタ社で少数機が新生イタリア空軍向けに製作され、イタリア空軍が最初に作った曲技飛行チームも当機を 1950年頃まで使用していた。

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