だが自身が言う様に今の彼女には犯した「罪」を償うに足る「代償」が殆ど無い。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この世界（ナシマホウ界）に来てから覚えた財テクで築いた資産は少なからずあるが、「ナイトメア」自体がカワリーノ達や新たに参入したれいわやりっさ達ブルーノアの優秀なブレーン達によって巨額の資産を築いており、何より当の逆神自身が極度の極貧体質を患っているという事もあって「賠償金」を払うという選択肢が大した意味を持たないという弊害が生じていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最もこれ程の大罪を金で決着するという訳にはいかないというのも確かではあるのだが。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だから彼女はそれに代わる、しかももっと貴重な自分にとって「替え難きモノ」を「対価」にする必要があると考えていた。

アンブラル・インフェクション　永続魔法 ①：このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのフィールド上・墓地のモンスターの属性・種族を闇属性・悪魔族として扱う。また、元々の属性・種族が闇属性・悪魔族以外のモンスターカードはプレイすることができない。 ②：自分は通常召喚に加えて１度だけ、自分メインフェイズに「アンブラル」モンスター１体を召喚できる。 ③：1ターンに1度、手札・フィールド上の「アンブラル」と名のついたモンスターカードを1枚墓地に送ることで、自分のデッキ・手札・墓地・除外ゾーンからこのカードを自分フィールド上に発動することができる。このカードは相手ターンでも発動することができる。 ④：自分フィールド上に「アンブラル・インフェクション」が3枚存在する場合に発動できる。自分のエクストラデッキに存在する闇属性・魔法使い族のXモンスター1体を対象に発動できる。対象を、このカードの効果を無視してX召喚扱いで特殊召喚し、自分のエクストラデッキに存在する光属性・魔法使い族モンスター1体をそのモンスターの下に重ねてX素材とする。このカードの効果でX召喚されたモンスターは、このカードの効果を受けない。この効果は無効化されない。この効果はデュエル中に1度しか発動できない。 今回は世紀末な環境に既存テーマを参入させる為のカードを作成してみました。 第１回は、個人的に大好きなテーマである「アンブラル」 ①の効果はアンデットワールドの闇属性・悪魔族版に加えて闇属性・悪魔族以外のカードをプレイできない。この時点でロックが成立して勝てるパターンもあります。 ②の効果はアンブラル専用の二重召喚。普通 ③の効果は、手札のアンブラルモンスターを捨てることで、どこからでも発動できる効果。ついでに後攻０ターン目も再現できます。 ④がある意味、メイン効果。このカードがフィールド上に３枚存在する場合、CNo.104 仮面魔踏士アンブラルをX召喚し、No.104 仮面魔踏士シャイニングを素材にすることができます。更にこのカードの効果を受けないオマケ付き。 この効果は闇属性・魔法使い族と光属性・魔法使い族を対象にするので、他のXモンスターも召喚できる為幅が大きいです。