彼女は生まれながらにして「特別」であり、その周りにいる自分以外のものは皆その「特別」に群がる「有象無象」でしか無かった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな環境下で育った彼女にとって周囲は常に当たり前に「権威」に踏ん反り返る「尊大なもの」かその「権威」に諂う「矮小なもの」が蔓延っていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな周囲に失望と侮蔑を抱いていた彼女が極めて例外としたのが恐らく王家以外の「俗世」に居るであろう「真っ当な母」若しくは「姉」の様に自分を時には窘め、時には叱咤するものと、そして自分とは別なベクトルに存在する「恐るべき、且つ偉大なる親」の子でありながら聊かも奢らず、媚びず、ただ一人のクラスメイトとして分け隔て無く接するものがその場所には居た。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だから（口外も認知もしないが）自分が「他人」の中で自分が認めたものが自分が侮蔑を抱く「有象無象」たちの様な「そんな姿」を自分の目の前に晒している事が非常に我慢ならなかった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それが自分にとって（表では言わないものの）「そう」であると何の打算無く素直に思っていた存在であったのだから猶更に。

このアングルが好きなのかもしれない。 反り返るポーズがイイ

反り返る事で多少大きく見せることが出来る…筈である…。 このキャラで実況動画も出してるので気になった人はどうぞ。→mylist/52565526