反中デモ を含むイラストが 1 件見つかりました ( 1 - 1 件目を表示 ) タグで検索

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香港の反送中デモが激しくなっていると聞いて、なんだか落ち着かなかったので描いちゃいました。 嫌味に受け取られるかも知れませんが、私としては「香港の自由は守られてほしいが、"内地"の人達と争ってほしいわけじゃない」のですよ。 このままデモが激しくなれば負傷する人達も増えるだろうし、それに加えて「中国の内地人達の"嫌香感情"に火が付いたりしないだろうか?」って不安もあるんですよね。 もし内地の人達が香港への悪感情を高める事があれば、それを追い風に中国共産党が香港に対して強行手段にうったえやすくなっちゃうわけで、そうなれば香港市民にとっては厄災でしかない。 そうなってほしくないのですよ。 香港市民だって、別に中央政府やその法に従っている人たちが憎くて反中デモをやっているわけじゃあないし、仮に共産党への香港市民からの信頼が強ければ、今回の「逃亡犯条例」にしたってこれほどの反発は起きなかったんじゃないかな、と思うわけです。 今回のような運動は、これが初めてじゃないし、たぶん最後でもないと思います。 中国政府には、性急で乱暴な解決策ではなく、まずは香港市民からの信頼回復に努めてほしいと、個人的には思います。それによって今回のような騒動が、今後は予防できるかも知れないのですから。 中華共産主義は、資本主義を完全に排除するのではなく「上手に付き合う」事で、今や世界で揺るぎない存在感を獲得しています。 そんな中国にとって香港のような「資本圏との距離の近い街」は、無くてはならないものだと思うのです。 「ひとつの中国」を作るために、なにも「同じ箱に詰め込む」事ばかりが手段ではないでしょう。 黄河の流れが多くの異なる川の流れが集まっているように、「香港には香港の流れ」があってもいい。それに対して柔軟に受け入れる懐の深さが、大国中国にはあってもいいと私は思うのです。 たとえ「一国二制度」のままでも、お互いに「法や制度では切れない強い絆」があれば、それは「ひとつの中国」と呼べるのではないかな、と思うのです。 自分の言っている事が綺麗事なのは解っています。ですが、現実に負けて「理想」も「夢」も「愛」も語れなくなったら、「創作」なんて出来ないものなのです。

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