アルメリア： 三つ編みを結った人間出身の金髪碧眼の少女。年齢は５００歳超。里の住民だが趣味は機械いじりで、エルフの里には通っていない電気を求めて、外の商店街に部屋を借りるほど。最近、自己発電できる幼い上位種族を引き取り、浴びるほど電気が使える生活を手に入れたのと引き換えに、思わぬ子育ての日々を送っている。時々薬草園にも遊びに出向き、魔法道具の製作や修理などで、ユークレースにも重宝されている。 セルシアナ： ロングの金髪を束ねたまごうことなき人間で、年齢は２０代前半。ただの人間だが、実はエルフの里や薬草園一帯を含めた、広大な土地の次期領主。そのため里へも薬草園にも出入り自由で、生まれた時からエルフ族とは親交がある。 0014Σ(壱与、イヨ)： 頭上を青い円盤が回っている、電子部品のジャンク品がヒト形に転化したいわゆる付喪神。まだ年齢的には２、３歳程度ゆえ体も精神的にも幼く、アルメリアいわく中身は幼児に毛が生えたようなものとか。名前が数字と記号ではあまりに味気ないと、ヤコが0014をもじって壱与と名づけてくれた。放電する能力があり、必要な時にアルメリアに電気を供給するかたわら、レアの館に勉強に行っている。 κ0100Θ（百、モモ）： 赤い円盤が頭上に輝く、イヨと同じ出自の幼い付喪神。名づけはやはりヤコにしてもらった。イヨと同じくレアの館で養育されていたのを、目をつけたアルメリアに引き取られる。やんちゃで落ち着きがなく、おもちゃ大好きないたずら盛りで年齢はイヨとほぼ同じ。電気を自ら発せられるのでアルメリアの研究に一役買うも、同時に彼女にいらぬ苦労を供給している。