直接の姉妹である、セウォル級一番船セウォルと二番船オハマナ。 　実際にはオハマナの方が先にあの会社に就役しており、セウォルの方が後から入った形になっています。ほぼ同様の改造を施され、幸か不幸か後から来たセウォルの方が先に沈み、オハマナは何とか生き残るというのは何とも皮肉な話と言えます。 　ちなみにオハマナとは韓国でも「大きな浜」という意味のようで、大抵の翻訳で大浜と入れるとこの言葉が出てきます。 　また、セウォルとオハマナは実際にも姉妹船とされていますが、セウォルの大元となったなみのうえを作ったのは山口県下関の林兼造船、オハマナの元となったあけぼのを作ったのは同じく下関の三菱造船であり、直接的な系統上の姉妹ではなかったりします。 　すいまじでは就役順などに関係なくセウォルが姉と、実際とは立場が逆転していたり。

九条隊の行動拠点は大浜島周辺の海域で、要請があり次第島の特殊基地から出動する事になっています。 その為大浜島島民とのコンタクトは頻繁で、人々からは「鐵の守り人様」と呼ばれ親しまれています。

さるびあ「きゃあっ！？何、これ?!?ネバネバして……動けない!」 イヌカジリカズラ ウツボカズラを生態研究した結果生み出された食肉生物。 開閉する隔離花弁の内側を粘膜で満たし、落ち込んだ獲物を捕らえて捕食する。本来は野犬やイノシシを退治するために別の地域で作られたが、想定通りの成果を得られない事で研究が断念され、大浜島の森林部に不法投棄された種が変異・巨大化した。 食肉生物系では頂点に君臨するが、おなじく大浜島の固有種であるオオハマグミズには一方的に捕食されるため、数が増えすぎる事は無いとされている。 大浜島の活火山・三竹山裾野に広がる森林部を中心に分布しており、稀に人がこれにかかって大変な目にあうというトラブルも起きているが、その存在が凶悪な野犬や害性生物の駆除にも役立っている事から、迂闊に排除する事も出来ない厄介者である。