記念すべき第一回直木賞は、川口松太郎の「風流深川唄」「鶴八鶴次郎」に決定した（実際、候補期間に入ってたのは深川唄だけだが、鶴八鶴次郎もおまけで付け足された）。鶴八鶴次郎は特に名作で今だに芝居かけられるほど。新内という日本の伝統音曲を巡ってすれ違う恋人兼師弟を情緒たっぷりに描いております。ということで、ここには天龍と木曾に入ってもらいました。好きなのに強情を張り合っちゃって、どうしようもできない。そんなふたりにはこのキャラが見事に会うと思います。この二作で面白いのは、鶴八鶴次郎はバッドエンド、風流深川唄はハッピーエンドという辺りです。ここより、川口則弘さんのやるサイトの方が詳しいので（川口松太郎の子ではないよ）そちらを参照していただければ幸いであるよ。 http://homepage1.nifty.com/naokiaward/jugun/jugun1KM.htm 出来れば毎日更新していきたいである。