２０１１年最後の投稿は、「大神」の弓神様をうｐして頂きます。 （２０１１年度の年賀状の使いまわしですがね^^；） 大神は、昔の日本の大自然や昔話＆神話を楽しめて、感動できる正真正銘の神ゲーだと断言します！ さようなら２０１１年！！！ありがとう２０１１年！！！

沼田景義と恩顧の者たちが真田より沼田を奪還すべく立ち上がったとの報は、故郷・沼田への帰路についていた彼女の耳にも入った。 「狼煙を上げよ！弓を張れ！さぁて仕置きの時間じゃ！覚悟せよ！安房守！」 放つ弓矢は百発百中。弓神・発知薩摩守は沼田奪還の為に立ち上がる。 #歴史　#沼田市

　温羅は大陸の劣情の鬱積するかの半島の突端にかつて在った国、百済（くだら）に王子として生まれた。同盟していた裏で、百済に大和を害する意図があったのか、あるいはかの半島特有の劣情・恨（ハン）によるものなのかは定かではないが、国を追われこの日ノ本に渡って来た温羅は当時の交易の要衝・吉備の国（岡山県）に鬼ノ城を構えて略奪暴虐の限りを尽くし、その身は鬼と化すに至る。これを憂いた時の朝廷は四道将軍が一人、五十狭斧彦（いさせりひこ）に事態の収拾に当たらせる。その神弓神矢に対し温羅は得意の鬼礫（おにつぶて）で応じ、一進一退の攻防が続くが、彦の放った乾坤一擲の連ね射ちにとうとうその左目を射抜かれる。たまらず雉や鯉に化けて逃げるもついには捕われ、彦にその「吉備冠者」の名を返上し、温羅は滅ぼされる。その後五十狭斧彦は「吉備津彦」に名を改め、その伝説は桃太郎伝説のモチーフになったとも言われる―