海斗「如月・・・俺は間違っていたのだろうか？ 疲れ果てながらも窮地を救いに来た友を讃え、休めるために迎え入れた。 その結果としてもたらされたものは、突然の襲撃と部下の喪失だ。まるで悪夢を招き入れたような結果じゃないか」 如月「……司令は誠意をもって対応しました。あのまま放置すれば、大佐は間違いなく殺されていたのです」 海斗「が、結果として部下が3人殺されてしまった。する必要のない戦闘が行われ、戦う意志のないものが傷つけられた。こちらの「敵ではない」という意思表示は踏みにじられた」 如月「……」 海斗「なぜ、この戦闘は行われたのか。いつから、我々は「敵」だったのか。納得できる答えが欲しい。俺の行動は間違っていたのか否か、その答えがわからない限りは、今回死んだ３人に申し訳が立たん」 如月「……司令は、間違ってなんか……」 海斗「済まない。お前を泣かせるつもりはなかった。忘れてくれ。俺ももう考えないことにする。この問答は、これで終わりだ」 これで終わりです。考えると頭が痛くなってくるので。