人間に対する憎悪の元凶は、どんな逆境に陥ろうとも挫けない人間の魂に対する羨望。 それをエドから指摘された際の最期のシーンから見て、エンヴィーはある意味「哀しき悪役」の類いに入るんじゃないか？と個人的に思った。

「やはりいたか…！ 目障りだ！」全身はim8507085参照。魔王…と言っても、同作品に登場するザンデの事ではなく、「絵本の中はみんなチグハグ！」に登場する黒幕に洗脳された事を意味する。何事にも挫けない強い心を持ったルーネスが、ある脇役に裏切られたり、ある仲間とやむを得ず戦った事で落ち込んだ所を魔王に付け入られ、暗黒面に堕ちた姿。容姿は戦士。サディスティックな性格で、罪を悔いた者をあの手この手で追い詰める。笑顔を幻想として否定し、それを消し去って悲しみの世界を再現しようと企んでいる。基本的には冷酷な口調で話すが、憎しみが強まると感情的になる。ついでに、ルーネスは「オープニングムービー」及び「ファイナルファンタジー レコードキーパー」でも戦士の姿で登場する。

何事にも挫けない強い心を持つ戦士として成長したルーネス。しかし、そんな彼も光の戦士にあってはならない「闇の心」が芽生えてしまった。その悪心こそがドーガ、ウネと戦った時に芽生えた闇そのもの。打ちひしがれた所を魔王に付け込まれた彼は闇に堕ち、極悪非道な悪役となった。魔王と言ってもザンデではなく、「絵本の中はみんなチグハグ！」の黒幕に操られた事を意味する。