ちょっと足を伸ばして郊外の植物園へやってきたミクちゃんとたこルカさん。 珍しい植物やキレイな花々に癒されます。 「刺すような陽射しもあとちょっとかな」 「今週末は台風が接近してくるかもなのよー。朝のテレビでお天気お姉さんが言ってたのよー」 「こうやって夏物のワンピ着て、アイスクリーム舐めるのも今年はそろそろ最後か。お店ではすでにハロウィンのお菓子が並んでいるし」 「今年のカボチャや栗、さつまいものお菓子もとっても美味しそうなのよー」 「日が暮れるの急に早くなって、いよいよ秋到来ね」 「秋の夜長も風流でいいのよー。たこ遊郭もハロウィンフェアやるって明石おばさん言ってたのよー」 「ハリィちゃんのお店もそろそろハロウィンスイーツ出てるかな。帰りに寄ってみようか」 「美味しいものがたくさんありすぎて困っちゃうのよー」 「本当、デザートは別腹っていうけど、別腹あと三つくらい欲しいわあ」 「たこルカはマグロ用とプリン用の別腹持ってるにゃあ」 「というか、あなたたちその体で食べたものいったいどこに入ってるの？」 「それを考えちゃったら負けなのよー」 きっとたこルカさんたちも、どこへ行くかわかってないｗ

そろそろ梅雨も明けそうな気配の休日。 リンちゃんのおうちに遊びにやってきたミクちゃんたちですが、まるくなるたちが縁側でお昼寝中です。 「とっても気持ち良さそうなのよー」 「くりーちゃーと言っても、やっぱりネコなのよねえ。天気が良い日はこうやって座布団持ち出して、ごろごろしてるわよ」 「そういえばレンくんいないもんね」 「相手してくれる飼い主がいなければ、一日中食べるか遊ぶか寝るかで、ホントこの子たち理想的な生活してるわよ」 「いいなあ、勉強しなくてもいいなんて」 「うちで飼われているかぎり楽園だけど、野生のまるくなるはどうしてるんだろう。みんながみんな、猫のふりして人間の家に潜入してるわけじゃないだろうし」 「自由なまるくなるは、ちゃんと自活してるのよー」 「自由なたこルカと同じようにクリーチャー村に棲んだり、まるくなる村を形成してのんびり生活してるにゃあ」 「ええと、まるくなる村ってまるくなるしかいないところだよね？」 「もちろん、住民みんなまるくなるなのよー」 「それ、人によってはもふもふ天国だよねえ。場所が分かったら押し寄せる人間いるんじゃない？」 「ちゃんと能力持ってるまるくなるが、結界張ってるから安心なのよー」 「クリーチャー商店街によっては、まるくなるたちがネコカフェ出店してるのよー。もちろんそこではモフり放題なのよー」 「へええ、いいなあ。近所にあったらちょっと浮気しちゃいそう」 「残念ながらこの街にはないみたいだにゃあ。可愛い遊女たちが揃っているたこ遊郭に行くのよー」 「あははは、あそこ楽しいけど結構いいお値段なのよねえ」 「たくさんサービスしてあげるように、明石おばさんにお願いしとくのよー」