「落ち着いてよ！ 今のあなたは誰!? 桃園ラブじゃない！ キュアピーチでしょ!?」トイマジンの体にウサピョンがいたと知り、ウサピョンは自分を恨んでいると落ち込む。一斉に必殺技を放ってトイマジンを止めるも、ただ1人ピーチは先述の罪悪感から、ウサピョンは自分を恨んでいるに違いないと心が折れてしまう。そんな彼女にベリーはビンタをかまし、「今のあなたはキュアピーチでしょ！ おもちゃを取り返すって約束したんでしょ!?」と叱咤。元々他者を平手で殴打する行為は、しつけや浮気を知ってキレた女性がよくやっているイメージが強いが、平手打ちはれっきとした暴力であり「最低な行為だ」「いじめと同じ」などの批判も未だに多く、最悪の場合は傷害罪や暴行罪で逮捕される事もある。とは言え、当の美希はあくまでもラブの事を思って怒っており「プリキュアとして、今しなければならない事がある」と心を鬼して叱咤した場面は、この映画の名場面とも言えるだろう。