キラキラバージョン、描きました。

私達は普段の生活の中で多くの「顔」を使い分けて生きてます。所謂「本音」と「建て前」って奴ですね。でも世の中には職業柄幾つもの「顔」を持つ人達も居ます。その中で私達が普段目にする人達と言えば「役者」さんですね？　外見だけでなく、喋り方や立ち振る舞いを普段の自分と違う全く別の存在になり切る………。口で言うのは簡単ですがそれが如何に難しいかは実際に体験しないと分からないものです。かく言う私も学生時代にその手の部に在籍していた経験がありますが、ホント何度先輩にどやされたかｗ　今も多くの俳優が居ますが、今は「これこそは」という逸材にそうはお目に掛かれないですね。声優だとやはり大ベテランさん達が凄いですが。そうした人達でも流石に今回のカードのモデルの子には敵わないでしょうね。今回のカードはHUG組の「キュアアンジュ」こと「薬師寺さあや」が子役出身者である事からキラッ☆と閃めきました♪　カード右の彼女は美内すずえ先生の代表作「ガラスの仮面」の主人公「北島マヤ」。左のお嬢はマヤの永遠の強敵（ともだち）である「姫川亜弓」。極貧の何の取り得も無かった少女マヤが唯一つ持っていた「天性の演劇の才能」で、恵まれた境遇と才能を持つ亜弓と伝説の舞台「紅天女」を賭けて競い合う少女漫画の金字塔的作品です。カード内の場面はコミック２巻に収録されている「劇団つきかげ」での二人の初対決の所です。「はい」「いいえ」「ありがとう」「すみません」の四つしかセリフが許されないアドリブ稽古に現れた亜弓に劇団長である「月影千草」はマヤを相手に１on１の対決をさせます。当時既に大女優の娘として才能を開花させていた亜弓に対し演劇経験ほぼ皆無のマヤは亜弓の度重なる猛攻に苦闘しつつも何とか応戦していました。しかし開始１時間過ぎた頃に亜弓が「好きな曲は何かしら？」という質問をし一気に畳み掛けようとします。周囲がこれで終わったかと思った時、マヤはスッと立ち上がり部屋の脇の収納BOXに近付きます。何も入っていないBOXをパントマイムで探る仕草をするマヤ。その中から何かを選び亜弓の元に「持って」来たマヤは「それ」を掲げこの一言を彼女に言うのです―――「はい」と。只の四つの言葉ですがそれらは状況により様々な使い所があり、違う響きを持つ。それをマヤは誰に教わる事無く本能的に悟る事が出来たのです。本当に「恐ろしい子……！」と思いませんか？

今日は「HUGっと！プリキュア」のキュアアンジュこと薬師寺さあやちゃんのお誕生日という事で、イラストを描きました。キュアアンジュといったらこのポーズ！お誕生日おめでとうございます！

2月に壮大な最終回を迎えた【HUGっと!プリキュア】。どのプリキュアもいいですけど、傷付いた敵も助けるキュアアンジュ（薬師寺さあや）は優しくて癒しの天使って感じがしましたね。(^o^)v そんなさあや（右）を演じた本泉莉奈さんが現在放送中の「賢者の孫」のシシリー（左）を演じます。優しくて誰かが支えてあげないといけない繊細な所はさあやと違いますけど、可愛いです。(≧∀≦) 作品は違いますけど、同じ声優さんが演じていますから二人並ぶと似ている感じがしますね。(^^)