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僕「ふぁ…ねむ」閉じかけの目をこすりながら、朝焼けを浴びている一本道を、歩いていた。僕「あぁ……朝ご飯買っておけばこんな事…」昨日、ミーシェが僕の家に遊びにきた。本当はが帰った後に物資の調達を…って思ってたのだが、なんたって、ミーシェが泊まるって言い出すものだから…。まぁ、実の彼女を泊めてあげない理由なんて僕は持ち合わせていなかったから、そのまま昨日はずっと一緒にいたんだっけ?彼女は凄く甘えん坊だ。自分で言うのもアレだが、僕と離れると死んじゃうんじゃないか?というくらい。言い過ぎじゃないぞ、本当に。だから、こうして一人で朝食の調達に出かけるのも、正直怖かったのだが、寝ている彼女を起こすのもなんだし、まぁ、起きないだろう。という単純な考えだ。僕「ただいまー」なるべく音をたてないように戸を開けて……。 ドスッ!ちいさな何かが僕の腹部を直撃した。あぁ、やっちまった。遅かったか。見下ろすと今にも崩れそうな、いや、もう崩れきってるであろう我がミーシェ様の顔があった。ミーシェ「どこ…行ってたの?」な?言ったろう。彼女は極度の甘えん坊だって。僕「えっと、朝ご飯買いに?」ミーシェ「な…なんで"みぃ"も連れて行ってくれなかったの?」僕「みぃが気持ち良さそうに寝てたから、悪いかなって思って。」みぃ「みぃ、起きたらひとりぼっちで、昨日の出来事が夢だったのな…とか、"にぃ"に見捨てられちゃったのかなとか、考えてるとかなしくって、さみし…くって……」僕「僕がそんなこと絶対にしないよ。だから、ほらもう泣き止んで」みぃ「ほ、ホント?」僕「ホント」みぃ「ぜったい?」僕「絶対?」みぃ「じゃぁ…キスして?」みぃ「ん…ちゅ…んっ、ちゅっ、ちゅ…」みぃ「っぷはぁ…もう、いっかい……んんっ!ちゅ…ちゅぅ、ちゅ…んっ…ちゅ、ちゅ」みぃ「っはぁ……にへへ…うれしい、にぃとキスするの、好き。」キスの快感に支配されたのか、ミーシェの顔がとろけている。涙を含んだ彼女の目は、けなげにも僕を見続けている。僕「そういやみぃ、なんで裸?」みぃ「えと……ずっと泣いて髪の毛とかぐしゃぐしゃになったから…にぃが帰ってきたとき恥ずかしいからお風呂に入ろうって…お風呂出るまでに、にぃが帰ってきますようにって…でも、入る前に、にぃ帰ってきてくれた…っ!」後で髪を梳かしてあげるから入っておいで、と言うと、みぃは満面の笑みを見せた。