とにかく皆さんありがとう！

東日本大震災から10年が経とうとしていますが この10年を振り返ってみると、個人的に「この国の人間もたいして変わってないのかも知れんなぁ」と感じます。 まあ、俺の目に留まらない人達がたくさんいるのは承知の上で、それでも目につくのは結構な数の人間が「人間同士のゲーム」に終始している有様だったりします。 「自分はあいつより上だ」というものを探して、刹那的限定的な「勝者」になる事が生きがいであるかのごとく。 彼ら・彼女らは、たぶん「上」は見ない。10年前に、「自然」という圧倒的な、「絶対に勝てない」ものを見てしまった以上、「上」を見る事は相対的に自分が「絶対的弱者・敗者」になる事を意味しているから。 彼ら・彼女らが欲しているのは「自分にとって敗者となり得る何か」だけだろう。 弱そうな相手や、本来自分より格上の相手の些細な欠点を探してネットをうろついて、でもたぶん、そうして努力して得た「勝利」には何の意味も無いだろうし、刹那の愉悦もすぐに消えてしまうものではないかと思う。まがい物の「勝利」に人生を支える力は無い。 すぐにまた次の、目先の「幸福」を求めて、彼ら・彼女らはゲームを続ける。 かつて「神の力」の断片を見せられて、その上で「日本という災害大国に住む我々の、本当の強さ」を再確認しても、それでもなお、人間は「自分達が始めたゲーム」から抜け出せないのかも知れない。 なんか　そんな感じがする。

はるか遠く未来まで― 東日本大震災から13年 そして令和6年度能登半島地震から10週間 3.11のその後、沢山の地域で大きな地震が発生しました 将来には首都直下型地震や南海トラフ巨大地震も発生する可能性がある 地震はいつどこで発生するか分からない 大切な家族、友達、故郷などを守るために 過去に発生した震災の記憶は語り部や震災遺構などで残し、風化させてはいけないと私は思います。 ※左から擬人化福井、宮城、福島、石川、岩手、富山です。