キラ、シン、カガリの3人は血縁上唯一の真城ヶ原家の嫡流であり、形の上では家を継いでいくことになる立ち位置にいます（博士は海斗の妹である洋子と、真城ヶ原に養子として入った公輝の血筋であるため嫡流ではない）。 　その名称はキラとシンが真城ヶ原姓を名乗るのに対し、カガリは正倉院姓を与えられました。これは彼女が途絶えた先代正倉院主筋・鮎葉に代わり同家を再興する事を期しての事です。 　また、キラとシンに遅れてカガリが海斗たちの元に送られたのは、その生い立ちのためにカガリの成長が遅れ、十分に育っていなかったためです。

　真城ヶ原海斗が、何故ｹｯｺﾝｶｯｺｶﾘの相手に如月を選んだのか。 　ロリコンでマザコンでシスコン、と己を称するその言葉は、当然のことながら彼特有の諧謔に過ぎない。 　彼には、一つの傷つけられた記憶～ﾄｷﾉｶｹﾗ～がある。そのｶｹﾗゆえに、彼は如月を選んだのだ。 　ｶｹﾗの名は、正倉院鮎葉。当時、帝国海軍を軍費用面でサポートする5大財閥の一つ、正倉院家の跡取りの末娘。 　海斗とは少々歳の離れた幼馴染であり、暇さえあれば自前のヨットで繰り出してしまうほど海がとても好きな娘であったと言われている。 　気立ても良く、許嫁として海斗のもとに入ったあとも、激しい訓練に明け暮れる海斗を甲斐甲斐しく支える良妻ぶりを発揮した。その上で芯の強い部分も持ち、実家に強盗が押し入ったときは薙刀で迎撃・撃退する勇猛さも見せたという。 　しかし、彼女の存在はある日突然海斗の側から消えてしまう。 　祝言を間近に控えたある日、実家のある帝都へと向かうために乗り込んだ太平洋横断航路経由の客船「割谷丸」が、当時未だ驚異対象として警戒されていた深海棲生物の猛攻を受け被弾、沈没した。 　上等客室にいた筈の彼女の亡骸は上がらず、消息は不明。船員に先んじて誘導を行い、逃げ遅れたものがいないかを常に案じていた、という目撃証言が有り、彼女がその人柄ゆえに命を落としたことは容易に想像することができた。 　 　全てを知った海斗が口にした言葉は、短いものであった。 「彼女は、誇り高く逝く事ができたんだね」 　彼が如月と出会うのはそれから3年後のことである。 　この時記録された当時の秘書艦・金剛の記述によると、如月の容姿が鮎葉ととてもに通っていたことに、彼は少なからず衝撃を受けていたという。 　それはただの偶然だったのだろうか、それとも……？ 　

6巻マダー？

今上天皇陛下御即位３０年の御祝いを申し上げます。今上天皇陛下の御即位30年を記念して、皇居他各地で記帳所が設けられています。http://www.kunaicho.go.jp/info/kityo-30years.html日時：2月24日(日)午前9時30分から午後4時まで皇居での参入及び退出門：坂下門各地でも記帳所を設けて記帳を受けているようです。以下、宮内庁ホームページより－－－－－＜宮内庁地方機関での記帳について＞宮内庁地方機関においては，次のとおり天皇陛下御即位30年記帳をお受けする。（1）お受けする場所正倉院事務所御料牧場京都事務所多摩陵墓監区事務所桃山陵墓監区事務所月輪陵墓監区事務所畝傍陵墓監区事務所古市陵墓監区事務所（古市陵墓監区事務所及び古市陵墓監区百舌鳥部事務所）那須御用邸管理事務所（日光国立公園那須高原ビジターセンター内特設記帳所）須崎御用邸管理事務所葉山御用邸管理事務所なお，古市陵墓監区事務所は，同事務所のほか，百舌鳥部事務所においても記帳をお受けする。また，那須御用邸管理事務所は，日光国立公園那須高原ビジターセンター内に開設する特設記帳所において，記帳をお受けする。（2）日時平成31年2月24日（日）午前9時30分から午後4時までとする。（3）資格等記帳者の資格に制限はなく，服装は任意とする。－－－－－今回、記帳できなくて残念に思われた方は、どうぞ今後の参考にして下さいませ。※記帳して参りましたら、なんと記帳所の筆記具は、筆ペンではなく（米大統領が書類サインに使用し、米宇宙飛行士が宇宙船内で使用し普及したという）例のサインペンでした（笑）日本では、多く日常に使われていて書き慣れている上に、皇居へ赴いた参賀者が署名を記す上でも耐久性に優れているんでしょうね。何故だか筆ペンだと思っていました。スミマセン宮内庁地方機関により用意する筆記具にも違いがあるのでしょうか？