歩んできた道 を含むイラストが 7 件見つかりました ( 1 - 7 件目を表示 ) タグで検索
彼女、いや彼女”達”には「秘密」があった。 遥かなる遠き過去より受け継がれし「秘密」。 相手が例え同胞であれ、血縁であれ、添人であれ絶対に知られてはならぬ、漏らしてはならぬ「秘密」が。 その「秘密」―――――――否、「使命」の為に彼女は偽りの衣を身に纏い、その横に座する自らの「王」に対してすらその「真意」を明かしていなかった。 呵責を感じなかった訳では無かった。 後ろめたさを覚えなかった事など無かった。 恭しく平伏し、臣従する素振りの裏で何度その内に潜ませているものを思い苦悩したか知れない。 そんなものを命じた「いと高き御方」に対しても、それを受ける事を許容した「始祖」に対しても何度恨みに思ったか知れない。 それに彼女は知ってしまったのだ。 自分が仕え、そして「監視」してきたこの「王」がどれ程の凄絶な悲憤の「過去」を経て来たのかを。 其の血に深く根付いてしまった世界、そして「いと高き御方」に対する言い尽くせぬ程の底知れぬ「憎悪」を。 故に彼女は迷い、惑うてしまう。 今、彼女の前には二つの「道」がある。 「使命」を捨て彼女と世界を共に征くか。 それとも「使命」を全うし世界の為に彼女を――――――――――
悩んだり、迷ったりしているって事は、自分の生きている【今】としっかり向き合っている証拠だと思う。 だから悩みや迷いがある事は、逃げている訳でもないし、ましてや【今】としっかり向き合っているから自ずと出てくるもの。 恥ずかしいとか、上手くいかないとか、嘆いて目を背けるのではなくて、誇って下さい。 その悩みや迷いこそが、あなたがあなたの【今】と闘う事を選んだ、勇気ある選択の道なんです。 受け止めきれない事も沢山あるけれど、その道の先にあなたが今まで経験してきた数々の出来事の意味が、必ずあるはずです。 そして、そんなあなたが歩んできた道のりが、また誰かの希望の道標となって繋がっていくんです。 そうやって沢山傷付いてきたあなたが、誰よりも人の【傷み】のわかる【優しい人】になれるよう、切に願ってます。 あわよくば、僕らの行いで、その手助けが少しでも出来るよう、力になりたいです。