ジョージがクライアス社の社長、即ちボスだと知ったはなは、自身が好意を抱いた相手が敵勢力のボスだとショックを受け、みんなの未来を守る事に強いプレッシャーを抱えるようになる。その後、はなは上述の件で弱気になり、1人で行動していると突如バイオリンが彼女の耳に入る。近くにバイオリンを弾いている人がいると確信したはなは、音が聞こえる場所へ。そこにいたのは、1人で悠久の風と水の巫女エリアを演奏していたルーネスだった（このことから、OPムービーに流れた『風の追憶～悠久の風伝説～』を弾いていたと思われる）。

「何故かしらね…。大好き…だからかなぁ？」「鏡の国のミラクル大冒険」に登場する敵キャラで、キュアドリーム(のぞみ)の影の姿とも言える存在。鏡の国を支えるクリスタルをシャドウが悪用した事で誕生したダークプリキュアの一人で、キュアドリームと激突する。しかし、彼女との出会いで心境が変化していき、最期はシャドウの猛攻からキュアドリームを庇って消滅した。一応悪役ではあるが、薄幸な生涯から涙を見せたファンは多く、根強い人気を誇る。尚、主人公を庇って亡くなったヒロインと言えば、「ファイナルファンタジー3」の水の巫女エリア(エリア・ベネット)も該当する。彼女も光の戦士を庇い、亡くなった。声優は西村ちなみ。後のキュアビューティである。

シャドウの元に辿り着いたキュアドリーム達。そこにココとナッツが囚われていた。シャドウの猛攻にプリキュアは追い詰められ、キュアドリームはシャドウの罠にかかってしまい、身動きが取れなくなる。その隙にシャドウはキュアドリームを葬り去ろうと呪いの矢を放つが、間一髪ダークドリームが彼女を庇い、その矢はダークドリームの胸を貫いた…！元ネタは「ファイナルファンタジー3」の水の巫女エリアが、クラーケンの放った呪いの矢から光の戦士（リメイクではルーネス）を庇い、矢を貫いてしまう場面。また、キュアドリームが敵の仕組んだ罠で動けなくなるのは、クリスタルタワーを住処としている魔王ザンデが仕掛けた「魔竜の呪い」に近い。

「よくもエリアを！」自分の不注意で彼がウソバーッカとなって、さあやとほまれを巻き込んだ後悔から、約束を破った事を謝罪するはな。クローバーは憎しみから開放されるも、彼は自分の憎しみと悲しみをサラ姫とアルス王に押し付けていた罪悪感が残っていた（サラ姫とアルス王が呪いの矢でプリキュアを殺そうとした描写があったのも、クローバーが強要したため）。闇の鬼火は本性を暴いてプリキュア一行に襲いかかり、キュアエールを呪いの矢で葬り去ろうするが、間一髪エリアがエールを庇い、その矢はエリアの胸を貫いてしまった。エリアを巻きこんだ事でキュアエールは激怒し、闇の鬼火に立ち向かう。

「いえ、私は…もうダメ…。お願いキュアエール…。闇を振り払い…、この世界に…再び…輝く未来を…」約束を破った事を心から反省し、クローバーと和解したはなだが、当のクローバーは自分の憎しみと悲しみをサラ姫とアルス王に押し付けていたと強く後悔していた。そんな彼女達に闇の鬼火が立ちはだかった。しかも彼は事件の発端となったキュアエールを呪いの矢で殺そうとするが、間一髪エリアが彼女を庇い、その矢はエリアの胸を貫いた。闇の鬼火を浄化した直後、エールは瀕死に陥ったエリアの元へ駆け寄るが、当のエリアはキュアエールの前で亡くなってしまう。

「何で私を助けたの？」前投稿したのはim11133879参照。鏡の国で異空間を脱したキュアドリーム達は、シャドウがいる場所に辿り着くも、ピンキーが揃っていなかった事でドリームコレットが使えなかったと激昂し、一行に襲いかかる。戦いの中、キュアドリームは魔法陣により動けなくなり、4人のプリキュアも戦えない状況に陥る中、シャドウは呪いの矢でキュアドリームを殺そうとするが、間一髪ダークドリームが彼女を庇い、その矢はダークドリームの胸を貫いてしまった！余談だが、ダークドリームの悲劇的過ぎる末路は「ファイナルファンタジー3」に登場する水の巫女エリアと近似しており、彼女も主人公の1人を敵の攻撃から庇い亡くなる。

「エリア～～っ！」別のイラストはim10543348参照。はなに約束を破られた事で傷ついたクローバーは闇の鬼火に付け込まれ、ウソバッーカと化した。はなが犯した事件をきっかけにサラ姫とアルス王はウソバッーカに操られ、キュアエールことはなを「嘘つき」「みんなを騙す卑怯なプリキュア」などと罵倒しつつ襲いかかる。im10171518参照。闇の鬼火に操られなかったエリアは、約束を果たせなかった事でクローバーを傷つけてしまったと後悔するはなの苦痛を聞き、力になることを決意。闇の鬼火の妨害に遭いつつも自身の過ちをクローバーに謝罪したはなだが、本性を暴いた闇の鬼火が彼女達に襲いかかる。闇の鬼火はキュアエールに目掛けて呪いの矢を放ち殺そうとするが、間一髪エリアが彼女を庇い、その矢はエリアの身体を貫いた。その後、エリアはキュアエールの前で亡くなる。エリアは「FF3」に登場する水の巫女で、はなより年上の15歳。ザンデの刺客、クラーケンの放った呪いの矢から光の戦士を庇い亡くなる。登場期間は短いものの、薄幸な生涯から涙を流したファンは多く、死ぬ直前に流れたテーマ曲と共に根強い人気がある。尚、エリアと同じ運命に辿り着いたキャラクターはプリキュアにも存在しており、例を挙げれば「鏡の国のミラクル大冒険」の敵キャラクター、ダークドリームが該当する。im6132473参照。

「あいつがエリアさんを撃った…!? 鏡の国を乗っ取ったシャドウとやってる事が同じ…！」果てしなき大海原に迷い込んだプリキュア5。そこで水のクリスタルに仕える巫女の少女、エリアと会い、クリスタルがある洞窟に向かう事に。水のクリスタルに祈りを捧げた後、洞窟を出る事になる一行だが、エリアはクラーケンの放った呪いの矢からキュアドリームを庇い、エリア自身がその矢を貫いてしまう。プリキュアに襲いかかるクラーケン。「アイツがやってる事は、鏡の国を乗っ取ったシャドウと同じ」と語るドリーム。実は「鏡の国のミラクル大冒険！」に登場したダークドリームと水の巫女エリアは、主人公の1人を敵の攻撃から庇い、命を落とした所が共通する。

「危ないっ！」はなに見捨てられたと誤解し、闇の鬼火に付け入られたクローバーはウソバーッカと化した。自分の傷を分かってもらおうとサラ姫とアルス王を操り、プリキュア一行と敵対したり捕らえたりしたが、はなの真剣な謝罪や約束を果たす意志を受け入れた事で和解し、外の世界へと踏みだす。だが、闇の鬼火が本性を暴いてプリキュア一行の前に立ちはだかった。更に闇の鬼火は呪いの矢でキュアエールを殺そうと企むが、間一髪エリアが彼女を庇い、その矢はエリアの胸を貫いた。