冬コミで出す海戦ゲームのプレイ画面2．貴重な攻撃の瞬間を映した画像。開発中。

今回頒布する予定のゲームのジャケット画像になります。もう少しだけ手を加える予定ですが、雰囲気はこんな感じです。 今回はストーリーモードの実装や選択できるルールの大幅増加など、より遊び方が広がる工夫を凝らしたものとなっておりますのでぜひお手に取っていただければと思います。

冬コミで出す海戦ゲームのプレイ画面3。船が沈む貴重な瞬間を映した画像。開発中。

少し間が空きましたが、今日からはゲームマップに出てくる地形効果について説明します。 栄えある第一回の地形は岩礁です。 その名の通り、岩です。 なので、岩礁のあるマップを通ることはできません。 このゲームでは最初、地形もまったくわからない状態です。 なので、攻撃をしたり移動をしたりして、徐々にどこに何があるのかがわかるのですが、岩礁は通過できないので、自分が移動しようとした場所の途中に岩礁があった場合、その手前で引っかかってしまいます。 また、魚雷攻撃もここを通ろうとすると引っかかり、岩礁のあるマスで爆発します。 相当な邪魔ものなのですが、しかしその邪魔さを生かし、相手の艦から逃げるとき、天然の要塞として有効に利用することもできます。 また、潜水艦以外の艦は移動したときに何マス移動したかが相手に伝わりますが、岩礁に引っかかった場合、どこのマスの岩礁に引っかかったかまでは相手に伝わらないので、その結果、相手はどこでその艦が止まったのかがわからなくなり、相手にとって位置の特定が困難になるということも起こります。 それを利用してわざと岩礁にひっかかって相手を撹乱することも可能です。 4つの地形効果の中でもいちばん影響の強い地形であり、また、それゆえに利用のしがいのある地形効果だと言えると思います。

体験版のQRコード貼ってたら削除されたので、なしのバージョンを張り付けておきます。

海戦ゲーム使用可能な艦、第三段は駆逐艦です。 駆逐艦のイメージに違わず、いわゆる何でもできる艦となっています。 HP、攻撃コストともに戦艦と潜水艦の間をとったものとなっています。 前々回、前回のおさらいも兼ねて、表にしておきます。 　　　　　　　戦艦　　駆逐艦　　潜水艦 　H　P　　　　 3　　　　2　　　　 1 攻撃コスト　　 10　　　 12　　　　16 移動コスト　　 16-20　　8-12　　　 10　（＊戦艦、駆逐艦は移動マス数に応じて変化） 三つの艦の中でもバランス型となっていると言えます。 駆逐艦の最大の特徴は攻撃の多彩さです。 通常攻撃はもちろん、潜水艦も使えた魚雷を使うことができますし、また駆逐艦にしか使うことのできない機雷攻撃も備えています（但し魚雷機雷併せて2回分しか使えません）。 機雷は設置型の攻撃手段で、うまく配置することが出来れば、HPが1しかない潜水艦にとって脅威となるでしょう。 また、移動コストが最小で8と、燃料コスト的にもかなり優しい艦なので、相手に位置がばれても一旦逃げて機雷敷設、魚雷で遠隔攻撃など、立ち回りも大胆にこなすことができます。 戦艦と潜水艦がメインの攻め手であるとすれば、駆逐艦はその間に割って入るトリックスターのような役回りとなります。 弱点は器用貧乏という点であり、戦艦とHPが1違うのですが、この差が大きく、先に戦艦を見付けたとしても撃ち合いでは負けてしまいます。 また機雷は敷設した自分も見えない仕様なので、機雷で味方が自沈、ということもあり得ます。 潜水艦のようにステルス機能もついていないので、立ち回りがきくといっても、移動しすぎると相手にその位置がばれてしまいますので、低コストな部分を移動で活かすことがいまいちできない点も、メインになりきれない部分です。 ただ、うまく使うことができれば逆に相手の動きを封じ、動けなくなったところを潜水艦や自分の魚雷で叩く、ということも可能です。 総じて、このゲームの戦略性にある程度慣れてきた上級者向けの艦と言えるでしょう。 駆逐艦を使いこなすことができれば、免許皆伝です。

新版の対戦画面サンプルです。ゲームは1日目(金)西ら-23bで配布予定。

冬コミで販売する海戦ゲームのプレイ画面その１。画像は開発中のものです。

艦紹介、最終日は給油艦です。 その名の通り、他の艦に給油をするのが主な仕事です。 このゲームでは既述の通り、攻撃にも移動にも燃料コストがかかり、燃料がなくなれば動作不能になります（潜水艦以外の艦は燃料が切れても沈没扱いにはなりません）。 給油艦は動作不能時にも近づけば燃料を補給してくれる非常にありがたい存在です。 マップの広さは対戦時に弄ることができますが、このゲームの最も基本となるマップの広さは5マス×5マスとなります（最大9×9）。 その際に給油艦以外の各艦に配備される燃料は100ずつで、艦種によって変わることはありません。（マップの広さによって配備燃料は上下します） 駆逐艦の説明のときに載せた燃料コスト表をもう一度載せます。 　　　　　　　戦艦　　駆逐艦　　潜水艦　　給油艦 　H　P　　　　 3　　　　2　　　　 1　　　　　2 攻撃コスト　　 10　　　 12　　　　16　　　　 50 移動コスト　　 16-20　　8-12　　　10　　　　 10（＊戦艦、駆逐艦は移動マス数に応じて変化） 100と聞くと多そうですが、油断しているとあっという間に燃料が切れます。 それだけに、給油艦の有無で戦い方がまったく違う形になります。 給油艦がいなければ先手必勝とばかりに飽和攻撃を仕掛け燃料切れを起こす前に勝負を決する、給油艦がいれば潜水艦などを駆使して自分の艦の位置情報を撹乱しじわじわと相手のHPを削っていく、と言ったような感じです。 給油艦は他の艦に比べ燃料が50多く、自分の燃料が空になるまで味方艦に燃料を補給し続けます。 給油艦の周囲8マスに艦を近づければ、自分のターンの終わりに自動的に給油されます。一ターンにつき30補給されますが、近づけた艦がマックスから30未満しか使っていなければ、マックスから差し引いた分が補給されます。 攻撃もできますが、一回につき燃料コストが50と他の艦に比べても破格のコストなので、窮鼠猫を噛む、みたいな使い方しかできません。 まさに縁の下の力持ちです。兵站は現実の戦争でも勝敗を左右する最重要のファクタなので扱いに気をつけましょうね。