狼狽を隠せないあゆみはどういうかと逆神に問い質した。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その口は、体はわなわなとした震えが止まらず、足元は思わずふらつきそうになる程に今の彼女はかなり動揺をしていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それでも彼女は聞かねばならなかった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その「言葉」の「真意」を。

　二つの力が合わさって、初めてわかる事。 　それは、多くの人々が望み続けた瞬間の到来。 　希望の発現、未来の誕生が成される時。 　人が、星が、試練を乗り越えたことの、確かな証明。 　けれど。 　それは同時に、際限なく続く試練の道行きを示してもいる。 　希望は届くの？未来は続くの？ 　一瞬後の事さえ侭ならない私達が、この先を凌げていけるの？ 　今回は上手くかわすことが出来た、でも、次は？その次は？ 　絶える事のない時の流れの中では、一時の安息すらも許されないその試練を 　私達はいつまで続ければいいのだろう？ 　どこまで問い続けても、いつまでも応えは無い。 　きっとその問いも無意味なのだろう。 　私達は呆れられるほど同じ問いを繰り返してきたはずなのだから。 　ただ、一つだけ…… 　神様はとても意地悪で、不平等で、残酷なくらい……私達に優しい。 　迷い狼狽え、傷つけ合うばかりの私達のために、 　こんなにも美しい世界を創り、与えてくれたのだから。 Countach！ 　世界はこんなにも……美しい……

【はーラオ】「魔法つかいプリキュア！」放送時に「キュアエコー」こと坂上あゆみの前に突如現れた謎の「存在Ｘ」ならぬ「存在Ｈ」。時折悩めるあゆみの前に現れ天啓とも言えるべき啓示（？）を授けてくれるこの存在にあゆきは当初崇敬の念を抱いていた。しかし最近は支離滅裂な言動に振り回される羽目になってる事に半ばこの存在に疑念を抱いてて、むしろ昨今知り合ったディアブロ似の狼に憑依した伝説の剣豪「新免（宮本）武蔵」に乗り換えようとすらしている節がある。まあ、そうなるなＷ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　匠：「―――と言った良からぬ噂を耳にしたはーラオ様の命により………あゆみ、汝を問い質しに来たナリ☆　この話まさか誠ではあるまいナリ？」（睨）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ：「めめめめっそうも御座いません！　ま、まさかこの私が大恩あるはーラオさんにそ、そんなぁ………」（目逸＆脂汗＆苦笑）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▽　　　　　　　　匠：「んんんん――――？　なーんか怪しいナリ。かの「名も無きファラオ」よりも数兆倍超偉大なる我等が王・はーラオ様に疑いを持つとは嘆かわしいナリ！　信ずる者は救われると言うナリ。はーラオ様の為される事に一切の疑念を捨て只はーラオ様の為に身も心も信仰に捧げるナリ！」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ：「ベ、別に私ははーラオさんを疑ってなんかいませんよぅ？　た、ただ最近ちょっと実戦的な事をその道では超有名な「（新免、若しくは宮本）武蔵」さんに師事する事が多くなってるだけでして、何もはーラオさんがシンジラレナーイとかハブにしてるとか、「自分の知ってるヒト（？）」に妙に絡む事を指示するのはなんでだろうなーとか、「アレ？　なんかそのヒトに似てる気がするなー」って思ってたりするだけでしてw」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　匠：「はあ！？　なっ何で私があの強く優しく美しく、おまけに超カワイク賢い「魔法つかいプリキュア！」の真・主人公的な「はーちゃん」と似てるですって！？　全然意味が分からないんだけど！？ナリ！」（狼狽？）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ：「いや、別にそこまで言って無いんですがw　って言うか口調がw」（汗）

「あの本の意味が、まだ分からないの…」 年の差カップルの年下の方が攻める姿とそれに狼狽える年上の図がとても萌えます。 個人的にギャリーは40まで見た目が変わらないと嬉しい。