隠悠句（かくれゆうく）： 　高校二年生。東京臨海学園に通う、容姿端麗な大人しい生徒。色白でやや細身、ミディアムの髪で片目が隠れている。清潔感があり悪くない容姿であるのに女の子に全く興味を示さないので、以前からゲイ説が流れていた。 　同じく「負け組」である同級生の女子・スミカと仲がいい。しかし、スミカが陰でいじめられているのに気付いていながら何も行動できず、自己嫌悪に陥る。その後、世界生殖法の施行によって、悠句もまたいじめの標的となる。 　初めて行った脱法発展場「少年場」で美少年フェチの中年男に目を付けられてしまう。その誘いを断ったことで逆恨みされ、執拗に付き纏われるようになる。帰り道で待ち伏せしていた中年男の魔の手にかかるところを、キャットボーイ（猫村明日）によって間一髪救われる。 　それをきっかけに悠句はキャットボーイに一目惚れしてしまい、キャットボーイが住んでいるという幻想都市「偽東京」に行くことを夢見るようになる。 【虚空のソラリス本編（※未完）】https://note.com/kurizorafirst/n/n5f9894f30cff